のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

増え続けるプルトニウムの陰に隠れて…。

2012年12月08日 06時26分59秒 | Weblog
核兵器の材料にもなる

プルトニウムの大量生産国が

日本です。

朝屁新聞が

「脱・原発」を実現すれば、

このプルトニウムが

無駄になるのでは?

と警鐘を鳴らしていると受け取れる

記事を書いてます。

欧州では

日本のプルトニウムが

23・3㌧保管されている


(多分、これ、核兵器の弾としての保存でしょう。

だから保管させて申し訳ないと考える理由はないでしょうが――)、

とされています。

また、日本国内に、すでに6・3㌧もあり、

処理に行き詰っています


しかし、プルトニウムより

もっと問題なのが

高レベル放射性廃棄物じゃないでしょうか。

プルトニウムは、

爆弾の材料になるんで

恐ろしい物質ながら

引き取り手が

あります。

しかし、

プルトリウムを抜き取られた

残留物は、

国土を汚染する

元凶です。

日本では、自民党が

国民の目を反らし、

その危険性が関心を呼ばないよう

原発事故の

内容を秘密にする上にも秘密とし、

危険性を主張する

学者、ジャーナリスト、市民活動家等の

口封じをしてきました。

しかし、今、ようやくその全貌が

明らかになってきています。

圧殺されてきた、いくつか指摘を紹介します。

まず、大前提。

高レベル放射性廃棄物は、

ガラス固化体に加工されます。

人間社会から

遠ざけねばならない期間は、

10万年です。

次に保管法。

主に、揉めているのは

この点です。

今年9月、白紙見直しを

訴えたのは、

東京工業大の

今田高俊教授(社会システム論)です。

根拠は、

「10万年単位のリスクは、計算不能だ。

下手に埋めると大変なことになる」

ということです。

同意見に

石橋克彦・神戸大名誉教授(地震学)がいます。

すなわち、「『(地下300メートルより深いところに埋める)地層処分』は、

無責任な大博打。

10万年経ても地震の影響がないという場所の特定を

今するのは無理だ」と指摘します。

地層処分が受け入れられず、

現在は、国内の原発には、

プールや、

容器に入れて敷地に保管(乾式貯蔵)されています。

これらを再処理して

生産されるガラス固化体は、

約2万4700本だろうと言われています

(12年12月8日付朝屁新聞朝刊「宙に浮く核燃再処理」参照)。

すでに欧州で再処理されたものは、

約2600本あります。


工場が完成すれば、

青森県6カ所村で再処理されるだろうガラス固化体は

上に述べた分に含まれていません。

この工場が稼働しだしたとき、

日本中に

高レベル放射性物質のガラス固化体は

溢れ返ることになります。

この点につき、

自民党に維新の会、国民新党は、

口を拭っています。

原発を推進しようとするものが

原発の脅威につき、

知らぬ存ぜぬで押し通そうとするのは、

無責任の極みと思います。

処分地につき、

2002年、

原子力発電環境整備機構(NUMO)が

始めた全国市町村を

対象にした

公募は、震災前から破たんしているらしいです!!

上記朝屁新聞は、

このように報告しています。

国の計画では13年頃までに、

文献調査を踏まえて

ボーリングなどを進める

精密調査地区選びを

終えなければなりません。

しかし、

過去に文献調査に

手を挙げたのはわずか1自治体。

それもその後に取り下げた、

とのことです。

核燃料サイクルから撤退した場合、

そのまま地中に埋める

直接処分が考えられます。

しかし、それで無くなるわけではありません。

学術会議が

提言するように、

高レベル放射性廃棄物を地表か

浅い地中に

数十~数百年間、

暫定保管し、

その間に対策を考えるのが

妥当です。

とにかく処分法の決定打がない以上、

廃棄物が

これ以上増えないよう

総量に上限を設ける

規制を

検討すべき時期が来ているのだと考えます。


(※ この記事で、

赤字と青字に色を分けて

示された

日本と外国での保管量の比率が

逆転している

意味に思いを馳せて下さい)。

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