のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

ウラン輸出国事情

2011年03月22日 15時06分00秒 | Weblog
日本が輸入するウランの3割強を供給するのは、

オーストラリア(以下、豪州と表記)です。

その地に、なんの問題もないのかと思っていたら、

先住民を中心に

ウラン採掘に対し、強い反対運動があったようです。

西豪州でようやくウラン採掘が解禁になったのは、

2008年11月だそうです。

しかし、反対運動がこれにより収束することなく、

今年一月末にも、

北部準州のレンジャー鉱山において

放射性排水の杜撰な管理や頻発するリーク事故を理由に

十二週間の操業停止になったと言います。

国内各地で反対運動をしていた一人、フレア・アルダーソンさんが

同じ頃、来日し

「グローバル・ヒバクシャ・フォーラム」

で語った言葉が「週刊・金曜日」

(石井麻里子・文『International News』オーストラリア編、3/11発刊、838号所収)

に載ってました。

改めて読み直して感じるものがありましたので、

紹介します。



――すべての土地や動物には

創造の伝統があります。

六万年も昔から

私たちは土地と深く結びつき生きてきました。

一度破壊された土地は決して元の姿に戻りません。

そして私たちの文化もそれと共に失われてしまいます。

これが、私たちがウラン鉱山に反対する理由です――。



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