まだらに広がるセシウム１３７

政府説明によれば、

海に垂れ流される汚染水は、

希釈されることになっています。

しかし、事実がその説明を裏切っています。

たとえば、４月１５日午前中、

第一原発から

東へ約３４キロの沖合の海面から

約１０メートル付近で

採取された海水より

１リットルあたり１８６ベクレルのセシウム１３７が

検出されました。

空気中に放出された放射性物質と同じで、

海に垂れ流された廃液は、

まだらな状態のまま

東進し、

太平洋、インド洋はもとより、

大西洋にも広がる模様です。