アサギ郷・蝶の里山

Conservation&Research
蝶の里山保全活動
信州・小諸水石蝶の里

糠地の森

2017-08-21 | 日記


高峰高原より糠地の里の脇を流れる深沢川の渓谷には
クヌギやナラの雑木の森があります。
蝶の現況調査に周ってみると 
クヌギの木の樹液を吸うオオムラサキのメスが確認できました。
更に羽化のピークは過ぎて姿が見られなくなったオスが
クズの葉に止まって休んでいるようでした。



クヌギには森の昆虫たちも集まり吸汁中でしたが
中でもカブト虫は堂々たる風格です。

メスはエノキの葉に産卵します。
卵から孵化した幼虫はエノキの葉を食べて成長します。
雑木の森にはエノキとナラやクヌギがなくては
オオムラサキは生存できないのです。

幸い糠地の自然はこの条件を満たしていました。
この蝶たち守っていこうというプロジェクトなのです。
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オオムラサキの幼虫

2017-08-14 | 日記
(1) (2) (3) (4)

(1)北杜市オオムラサキセンターFB転載
(2)いずみの自然館FBより転載
(3)同
(4)オオムラサキセンターにて撮影


孵化した幼虫は8月に入って目視できたのは2齢幼虫という。
地区の野外の自然木ではなかなか難しい目視確認も施設の観察館を訪問したことで知見を得た。
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オオムラサキセンター(北杜市)研修

2017-08-14 | 日記


自然観察館や資料館の設備のある北杜市のオオムラサキセンターを訪問
野外散策のできる広い公園の中に資料館がある。
世界の蝶や昆虫の標本に圧倒されながらオオムラサキの観察館へ
大きなケージの建物の中はクヌギやエノキの木が茂る雑木林そのもので
カラタチやサンショも植えられていたのでアゲハ蝶等の生態も観察できるのだろう。
時期的に♂の姿は既になく、♀が数頭確認できた。
産卵を終えた成虫は姿を消す。
幸いなことに孵化した幼虫、2齢幼虫にたくさん出会えた。

わがプロジェクトでは地区の子供たちをはじめ賛同者を募り研修ツアーを計画していたのだが
羽化の盛んな時期に間に合わなかった。
今回はその下見会として10名のさんかとなった。

   
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ミヤマシジミ

2017-08-04 | 日記
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