アサギ郷・蝶の里山

Conservation&Research
蝶の里山保全活動
信州・小諸水石蝶の里

オオムラサキの里・道標

2017-09-05 | 日記
草木が冬の準備を始めないうちにオオムラサキの食葉樹エノキの
植樹をしたいと手配中の苗木が届きました。
園芸業者も配送業者も慣れているとはいえ苗木も生き物、
少々心配していたのだがとても素性の良い苗が届いた。
早速水を与えてしばらく休ませることにした。

道標、4寸の檜の角材を入手。
かねてお願いしていた書家の牧京子さんの揮毫
「オオムラサキの里」
引き延ばして描き起こしてみた。
この道標を地区の数か所に立てようと思う。


オオムラサキ♀

2017-09-04 | 日記


夏の終わりにはオオムラサキの成虫の姿はほとんど観られなくなります。
ラストチャンスか、メスの蝶が口吻を盛んに伸ばして吸汁中でした。
産卵は済んだのだろうかと気をもんでみても
自然のフィールドでは確認が難しい。
卵は15日で孵化しエノキの葉を食べて成長します。
4齢幼虫ほどになって木から降り枯葉の下で越冬するのです。

ルリタテハ

2017-09-04 | 日記


オオムラサキよりも小ぶりながら
瑠璃色の魅惑の蝶だ。
カブト虫と陣取り合戦しながらの吸汁に夢中の様子。

「糠地郷」という地名はありませんが
森と渓谷と丘陵地の山里、
糠地地区の蝶の里山プロジェクトのネーミングです。


スミナガシ蝶

2017-09-04 | 日記


糠地郷の雑木林、ひときわ大きなクヌギの樹があって
幹の割れ目の樹液を吸いに森の昆虫たちが集まってきます。
カブト虫、カナブン、スズメバチ・・・
今年は一度も出会っていない「スミナガシ」が来ていました。
幽玄とでもいわんや普段見かけない蝶なので
夢中でシャッターを切りました。


オオムラサキの幼虫

2017-09-04 | 日記
「連れてって―!」
と云ったかは定かではないが私のシャツの襟に
オオムラサキの2齢幼虫が取りついていた。
北杜市のオオムラサキセンター見学の折のハプニングでした。
そっとお帰り願ったが 糠地郷の自然の森でもこんな出会いが出来たら嬉しいね。