夏空の下、テスト走行が気持ちよかった~。
走りだして直ぐ感じたのは改善された乗り心地の良さ。そりゃあもうニヤニヤする程お尻にお腰に全身に優しい。こんなに良くなるなら、全国のチョイノリ・オーナーへ向けて即換えなさいよと言いたいレベル。たかがチョイノリ如きでと思ってた時期が私にもありました。でも固定式ではっきり言えばリアサスが無いチョイノリ。タイヤが担う役割は殊更大きいんですよね。GBにTT100を奢った時と同じ理屈ですよ。
新品タイヤにした途端しっかり衝撃を吸収してくれて、それは30km/h以内の速度域で充分感じられます。というかその程度のスピードなら大抵の路面からの衝撃を完全にスポイルしてくれます。私はチョイノリでの巡航速度が25km/hなのでめっちゃ感じまくりで楽しい事楽しいこと。勿論走行800km程度の私のオレンジチョイより断然マイルド。あれも幾ら溝が有りひび割れが無いとは言え8年目ですから当然なんですよね。キレイなタイヤを交換するのは勇気が要りますけど。
キャブの調子もバッチリ。エアスクリュー調整の手応えは申し分なく「当たりの個体」はそのまま維持されている感覚。回転数の調整もしっかり行えるし、駆動系の掃除も功を奏してか明らかにエンジンが静かになりました。コールドスタートで捻る必要があったスロットルも もう小細工を必要とせず、完全復活しました。
メンテナンスの手応えがバッチリ感じられると自分もノリノリになるんですよね。車体全体のクリーニングに加え、塗装が剥がれていたミラーやグリップも再塗装。
引き渡したら、改めてオーナーも大切にしてくれると思います。チョイノリは、そうやって手を掛けてあげればしっかり応えてくれるバイクなんですから。何よりオイル交換等命綱が無事だったから難無く復活出来たんです。つまりオーナーの愛情ですよね。そういう個体を触れるのは楽しい整備です。
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