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キャビーナ・インプレッション



整備後、初めて乗ってみました。

外気温5℃位、風は多少吹いていますが車体に影響はないくらい。半キャップにアイウエア、Tシャツ・長袖・カーディガン・ユニクロエアテックベスト・ワークマン 一匹狼ジャンパーという寒さに対しても比較的ラフな格好です。

スタートして先ず感じるのが低速のトルクが太いこと。そういうセッティングなんでしょうね。ゼロ発進から十分な力で引っ張っていってくれます。そのスムースさは車体の重さをなんら苦にしないもので、巡航速度までフラットなフィーリングです。

車体の高剛性が貢献してるのかトップスピードでも車体がバタつかないのは好印象。段差を拾うとお釣りが来るのは重さもあるのでしょうがないですよね。でもしっかりスポイルされていて問題点とは思えません。

ただ登坂能力が乏しいのは完全にウイークポイントです。平らな道では終始トルクフルなフィーリングがあるだけに坂道は苦手というネック感は否めません。よく話題になってるブレーキの効きに関しては特に気になるレベルとは思いませんが、原付一種でマッタリ走しってるからでしょうかね。

「屋根付きバイクに乗り込んだ」という意識が利いている為当たり前に思っちゃいますが、顔に風を受けないのは改めて素晴らしい事ですね。ジェットヘルのシールドでは色々悩んだもんですから。寒さに対しては全然気を遣ってない格好だった事を思うと やはり耐寒能力は一枚上かもしれません。

当初ポジショニングが素晴らしいと言いましたが、実際に走ってみるとやっぱり足下がちょっと窮屈。もう少し長ければなぁと思います。またメットを被ると乗り降りの際結構な確率で頭をぶつけてしまいます。この辺は原付全般の寸法が元々小さくて調節も利かないものだから、それに比べて快適と思ったんでしょう。当然他のスクーター以上に馴れるのも早いと思います。

交換したパーツと洗浄したマフラーについては問題なく、不安を感じませんでした。ただ 走り出した時は回転よりもトルクで引っ張る味付けと見えて静かに感じたエンジン音ですが、キャビンで籠もってるからか、そのうちうるさくも感じました。風切り音に悩まされないから気になるのかもしれませんが。それでギアオイルのチェックをした程です。

フロントスクリーンの傷はやはり逆光の時辛いですね 普通に走っていて不具合は感じませんでしたが。すっぽり包まれる安心感は同時に閉塞感も生んじゃう様で、軽快感が無くなるというのは我が儘な感想でしょうね。

総じて屋根があって車高が高いのに、その為にふらつくとか不安が無いのは大したもんです。旋回性も普通の原付には当然劣りますがしっかり曲がってくれます。寧ろ屋根付きなんで「車体を倒しちゃいけないんだ」と思ってコーナーを回るんですがかなり無理なく倒せちゃうのは驚きです。危ない真似したくないので倒したくないのですが。

走り終わって再点検した時に気が付いたんですが、リアはダンロップのD306で100 90/10とサイズダウンしてました。これが上記の走りの印象に影響を与えたのか判りませんが、リード90のホイール履いてるのかな? と思ったらホイール自体は3インチのままでちょっと気になるところです。

あとは日常に即して使ってみてどうか? ですね。
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