映画『HAZARD-ハザード』

2006.11.29鑑賞。2007.1.26まで渋谷アップリンクにて毎金レイトショー上映中。あ、今夜と来週のみか…；；

監督・脚本：園　子温（そのしおん）←スミマセン；最初読めなかった私。振り仮名付けました。
　　　　　　　　よく存じ上げませんでしたが、元々詩人でいらっしゃるんですね。

出演：オダギリジョー/ジェイ・ウェスト/深水元基/池内博之

こべにさんのブログ『シュフのきまぐれシネマ』鑑賞記を読み、観に行きたくなったので、早速渋谷へ行ったのでした。
今更ですが、こべにさん、ありがとうございました。

あらすじ省略。
この映画、実は2002年作品です。
オダギリジョーさんが『アカルイミライ』を撮り終えたばかりの頃。
今ほど、オダギリジョーとしての存在感が大きくなかった頃ですね。
4年前ですが若い！
ご本人もハザードの演技を「自分の芝居は目も当てられない」と仰っていたそうですが、監督も仰っていたように、その青臭さがこの映画ではよかったです。
撮影10日間ぽっきり。殆どオールニューヨークゲリラロケ。
手持ちカメラによる撮影。ライトなし、ＮＧなしのワンテイク。
まさに、テンション高めたパンクバンドの一発録り。
勢いがあるというか、ぶれている画面が臨場感たっぷり。
ドキュメンタリーのような感覚が味わえます。
重厚感のなさがかえってリアル？
薄暗い、ざらついたノイズのような映像はノーライトだからとも言えますが、効果抜群。
そして、ナレーションは幼い子供。狙ってますね。
ギャング・スターのリー（ジェイ・ウエスト）とタケダ（深水元基）もよいですよー！
リーのテンションの高さには圧倒されます。
英語日本語ちゃんぽんの台詞は、ラップのように、機関銃のように口から発射され、疾走感タップリ。
オダギリさんばかりクローズアップされてますが、ご両人二重丸です。

【関連リンク】
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【同じく、園監督の『紀子の食卓』】
観ようかな？どうしようかな？考え中。
2007.1.20～26　三軒茶屋中央劇場にて『青いうた　のど自慢青春編』と二本立て上映。

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【関係ないけどシリーズ】
苦手な渋谷。方向音痴なので、いつも迷います。先日『合唱ができるまで』を観に行った時は４０分うろうろ迷いました；；
しかし、シアターＮ渋谷のＨＰマップは素晴らしい！どんなアホな私でも迷わず行けました。
１Ｆはanimateなのね。…ということは、『電やお』でネタにされていた映画館はここなんだー。なるほどー。
↑意味不明と思いますので、説明。
『電やお』主人公の美月ちゃんは、彼氏に隠れて、実はオタク（やおい系）。
ばったりanimateの前で彼に出くわし、あたふた。
「この映画観るの？」の彼の言葉に「あ？うんっ。そうなの」と頷くが、その時上映していた映画は『鬼畜大宴会』
そりゃないでしょ＾＾？美月ちゃん。
そして私はシアターＮで上映館間違えました。
「何か客層がヘン」と思っていたら、隣のホラー映画の上映を座って待っていたのでした。

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