江東区森下文化センター1F展示ロビーで今開催されている「永遠の少女マンガ展」
先週ですが、初日に行って来ました!
http://www.kcf.or.jp/morishita/event_detail_010200400091.html
ロビーだし、無料だしということで狭いスペースかと思っていたら、意外にボリュームのある展示。
展示は主に4つのテーマ。
①原画’(ダッシュ)
②三原順原画展示
③編集者・小長井信昌の仕事
④田河水泡と弟子たち
①原画’(ダッシュ)出展作家は以下の14名が2点ずつ28点。
松本かつぢ、上田としこ、わたなべまさこ、今村洋子、高橋真琴、巴里夫、水野英子、
牧美也子、あすなひろし、北島洋子、上原きみ子、竹宮惠子、佐藤史生、花郁悠紀子
毎夏、紀伊国屋画廊で行われていた原画’展に行かれていた方は、見たことのあるものばかりかもしれませんが…^^;
原画と原画’って全然区別がつかないですよね。
高橋真琴さんやあすなひろしさんの原画'はやはり「美麗」のひとこと!
上田としこさんの『フイチンさん』は高野文子のルーツだし。
北島洋子さんの連載漫画好きだったことも思い出した!
②三原順さんの原画は、いーっぱい展示してありました。
はみだしっ子シリーズは当時結構読んでいて、友人とグレアムだ、アンジーだとキャラに対するラブ度を語っていた記憶はあるんですが、たくさん展示してあったのは、私が漫画を離れていた時期のもの。。よく分かんなくてごめんなさい!
③小長井さん関連は展示充実してました。この方の本「わたしの少女マンガ史」は私も読んだことありますよ。
集英社、白泉社で50年にわたり、少女マンガの編集として関わってこられた方です。
この展示コーナーを見るのが予想外に時間かかりました。
だって面白いんだもん♪
小長井さんの何かの記念パーティー(?)で配られた冊子に漫画家さんたちが寄稿してるんんだけど、そりゃもうそうそうたるメンバーが勢揃い。
ひとつひとつゆっくり見てたら時間消費著しい。
萩尾さん、竹宮さんのページもありましたよん。
美内すずえさんが一緒に中国旅行した時の漫画エッセイとかも面白いし!
泣けたのは、和田慎二さんの告別式(?)の寄せ書き。
「まったくもう 早まってんじゃねーよ!」と書いたのは柴田昌弘さん。それぞれの漫画家さんたちが、思い出を書いています。
「上でもオタクしてるかな」とか。。和田慎二さんってかなりのオタクだったらしいよね。。
成田美名子さんのカラー原画も美麗。LaLaだよねー。
④江東区は田河水泡さんの地元ということで、森下文化センターには常設で「のらくろ館」があります。
ちょっと自分世代より前の世代なので、よく分かりませんが、山根赤鬼・山根青鬼って聞いたことあるなぁ。双子の漫画家だったのね。
展示の雰囲気は↓の写真でどうぞ
http://www.city.koto.lg.jp/news/3130/72433.html
他にも、伊東深水の日本画を紹介するコーナーもあります。
又、圧巻なのが少女マンガ2千冊を自由に読めるコーナー。
内田善美さんの本や矢代まさこさんの本があったのが目を引きました。
ここで一日過ごしたいなぁ。と思ったよ。
帰りに2冊の本を買って帰りました。
尊敬する水野英子さんと師匠とあがめる青島広志さんの共著。ボイトレでオペラのアリア練習してるくせに、全くオペラに無知な私のための本だ!
オペラへご招待 | |
クリエーター情報なし | |
学研マーケティング |
もう1冊は
『大島弓子の話をしよう』Scopeboy Books
Amazonリンク貼ろうと思ったら、売ってない!そう言えば、裏表紙にJANコードないじゃん!
http://blog.livedoor.jp/yumin_talking/
一般本屋さんではほとんど取り扱われていないようです。
あらら~買ってよかった(ToT)
わたしの少女マンガ史―別マから花ゆめ、LaLaへ | |
クリエーター情報なし | |
西田書店 |
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