8/5、NHK『プロフェッショナル』宮崎駿のすべて~「ポニョ密着300日」を視ました。
やっぱり『ポニョ』観に行かなきゃなぁと思って、翌日早速。
レディースデイの夏休み昼間ということもあり、映画館は母とちっちゃい子達で満員。
泣いて怖がってお母さんにしがみついてる子が数人いました。外に出たいって言ってる子も^^;
絵本のような映画との事前情報があったんですが、絵柄は絵本みたいでも、アニメートは動きまくり。
結構デフォルメというか、擬人化というか、迫力があって、子供が怖がるのも無理ないなぁと思いました。
CGを使わない、手書きにこだわったという動画は原点に返ったようでよかったです。
ホルスを思い出しちゃいましたよ。
でも、子供にとって怖いシーンばかりではなく、楽しいシーンも盛り沢山。
一緒に歌っちゃう子、立ち上がって笑っちゃう子。
「ポニョ、あちーネ」 「あちーネ」 「アチーネ」
「ポニョ、寝ちゃったネ」 「寝ちゃったネ」 「ネチャッタネ」
そこでも、ここでも、いちいちお母さんに報告して相槌を求める子供たちの声がこだまのように、或いは輪唱のように聞こえます。
お母さんは他の客に気を使ってちょっと困り顔。
「全然OKですよ」と言ってあげたかった。
子供と一緒にそんな風に観る映画だと思いましたー♪
おばさんの私は、息子誘っても「一人で行けばー」と冷たく言われてしまったので、羨ましいわん。
又、子供の視線だけではなく、深読みすれば、色々言われているように、負のイメージがたくさんあります。
津波(台風?)の被害は甚大そうだし、ポニョの父親・母親の正体は実際のところ、何だったんでしょう?単純に正義・悪と割り切れない謎の人物。作っていた「いのちの水」は何のためのもの?
ラストの大団円、解決の落としどころも、いったい何だったのか、話し合いによる解決なのかしら?
老人ホーム入所者のトキさんは、宮崎監督の亡きお母様が投影されているそうです。
NHKプロフェッショナルでも、そこにスポットを当てていました。
監督曰く「どんなに ひた隠しにしていても、映画には自分が出るんですよ」
病弱だったお母様が一生戦い続けていた病。歩くことも子供(宮崎監督)を抱くこともできなかった苦悩。
そう、トキは宗助(宮崎監督)を真っ直ぐに抱き止めねばならなかったのです。
エンディングスタッフロール最高!
途中で「あれ?」と気が付きました。
ちんたら役割を書かずに、声の出演も作画も、平等に五十音順に名前連ねただけ…。
名前の頭に、可愛いマーク付き。
保育園の廊下の靴箱みたいでした^^
そうそう、パンフ何故か2冊あります。
前週に買っていたのを忘れて、又買った。私の頭の中がポニョポニョです
両足捻挫しちゃうし…
次回、うちの息子が幼かった頃、図書館司書さんに聞いた宮崎駿監督のお勧め絵本、記事にしますね。
明日から帰省予定なので、来週以降になります。
ではでは、皆様、良いお盆休暇をお過ごしくださいませ。私は何とかマトモに歩けるようになりたいです。トホホ…。
近況報告の記事の中で、スカイ・クロラをみた話をして、ちゃととさんのブログ記事をリンクさせていただきました。事後になりましたが、よろしくお願いいたします。m(_ _)m
そうそう、一番知りたい謎かもっ^^!
リンク有難うございます。又伺いますね♪
年齢層は、若い人が多かったけれど、おじさん、おばさんもけっこう多かったです。
外人さんもいました!
外人さんもいましたか。
私の行ったところは、都心を外れてる土地柄もあり、半分は子供でした。
まだまだ興行続きそうですよね。