『アリス・イン・ワンダーランド』3Ｄ

2010.4.28鑑賞。
時差ボケなんのその。帰国した翌日に行ってまいりました。

　　　　　　

シネマイクスピアリでは、昨日の時点（5/12）でもまだ上の展示がありましたよ♪

アリス＆ティム＆ジョニデ好きな私には楽しめました。
んがー！何か物足りない。なんだろ？期待しすぎ？
らいみさんの息子さんのクールな台詞「この映画の問題はつまらないところだ」（ワンダーランドの住人が言いそうな台詞ですね）には笑っちゃいましたが、
確かに言えてる～＾＾
そこんとこ（つまらないところ）以外は充分楽しめました～♪
いやホンマに。さすが！と言える隅々までの作りこみ。
役者陣のハマリこみ具合。
白の女王の同情心のなさ。
赤の女王の劣等感？
蛙のクビチョンパは「やる？やる？あら、やっちゃった」


原作は、ストーリーも大してない。今では、禁じ手とも言える「あら、夢だったのね」の“夢オチ”だからこそ通じるsense（意味する）のない世界。
そんなハチャメチャなワンダーランドなのに、感覚的にいつの間にか入り込んで行けるようなところがいいのです。
アリスはマトモっぽいのに、目の前の異常な事態に平然と対応。
普通にプンプン怒ったり困ったりしてるので、それを読んでる私たちは物語世界に入り込めるのかも。


原作の後日譚としたのはなんでかな～。
きちんと物語作っちゃったのはなんでかな～。
あとづけで３Ｄにしたのはなんでかな～。

とか考えちゃいました。
でも、mixiのアリスコミュ読むと、原作や過去のアリス映画との合致点とか、細かく細かく分析してる方がいらっしゃいますね～。
やっぱティム・バートンだもん。
色々やってくださってます。
テニエルによるジャヴァウォッキーの挿絵は見直しとこう。