クサってもトリュフォー『華氏451』

	華氏451 [DVD]
	クリエーター情報なし
	ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

ちょっと覚書き。

先月、市の図書館名画鑑賞会で鑑賞。

トリュフォーにそんなに詳しくないのですが、面白かった！

SF嫌いで有名なトリュフォーがブラッドベリ原作のSF.しかもフランスではなく、数ヶ月にわたりロンドンに滞在し、全編英語のイギリス映画。

英語が出来ないトリュフォーは孤独で苦しい現場だったようで、おまけに主演男優とウマが合わず、何かにつけぶつかったとのこと。

その辺りのことをご本人が書き残した日記も出版されています。

『ある映画の物語』フランソワ・トリュフォー/山田宏一訳 

	ある映画の物語
	フランソワ トリュフォー
	草思社

この日記の中で、愚痴ってますね～いろんなことを＾＾；

いや、こっちは読んでいて面白いんですけれど…＾＾ 

 

ま、この映画、本人が言われるほど気に入らない駄作でないのです。

トリュフォー初のカラー映画。

SFだけどSFらしくない、気の利いた台詞やナルシシズムの表現。

ラストはファンタジーだし。

 

ってことで、タイトルの

クサってもトリュフォー

になるのです。