フランス映画。
題名だけは何となく覚えています。
表の右側縦に赤い字の惹句
青い目の猫…ランプの灯…恋心…美しい羽をもった小悪魔シビル、魔法のとけた部屋で泣く―――――
裏には
すがすがしいフランス映画の秀作
のびのびとなんの屈託もなく生きながら、自分自身の世界やモラルをかたくななまでに守る十六才の少女、シビル・アシュビーの物語。
時に幻の美神、時に存在感いっぱいの生身の女性――――シビルの中に棲む矛盾した二つの要素が、スムーズに融け合っているさまが、まるで美しい絵画を観賞するかのように写ってくる。新緑の野を渡る風のように、すがすがしい秀作の訪れである……。
なんだか抽象的ですが、そのあとに書いてあるあらすじを読むと、十六才の主人公シビルが中年の書店主と恋に落ちる物語のようです。
彼のエゴイズムに対抗しようとするシビルの奇想天外なアイデアとかけひき。エロチックでユーモラスでもある とあります。
女流監督が透きとおるような画面で撮り、陶酔感すら覚えるとか。
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↑Amazonでは、このタイトルでこの表紙。公開当時のチラシとずいぶん印象が違いますね。
というか、この映画、70年代に大ブームとなった「エマニエル夫人」の原作者、エマニュエル・アルサンが書いた自伝青春小説の映画化なんですって。
そんなこと、チラシには一言も書いてないのに。
そうだったのかー。知らなかったー。
当時は、この手の青い性、フランスの美しい愛のメルヘン的なブームがあったので、そんなこと書かなくても若い女性が大勢観に来ると予想していたのでしょうか。
今では、あの伝説のエマニエル夫人の若い頃ですよ、と注釈を入れたほうがいいと判断したんでしょうね^^;
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