シネマるマンガぁ?byちゃとと

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岡田史子と青島広志と、クックロビン音頭♪

2005-07-20 18:26:44 | 少女漫画経験値
三題噺シリーズ!

マンガについて、全然書いてないなぁと思い、とりあえず最近入手した岡田史子作品集について。
6月28日記事COMと樹村みのりと岡田史子の続報です。

『ODESSEY1966~2003』全2巻 発行 飛鳥新社。監修 青島広志
ほとんどの作品が1966~1970年のたった4年間に書かれています。
著者が17歳から21歳までの期間。
著者あとがきで知りましたが、21歳の時、心中まがいの駆け落ちをされ、その後、その方と結婚。筆を断ってしまわれたんですね。
本当に濃縮された4年間。一作ごとに、目の表情などの画風までもが変わってしまう。
ペイネ風。ムンク風。しかし一目見て、暗い!
純粋な魂と、相容れない社会を比喩的に描いているのか。
吐き出される長文の台詞は、哲学的で理解しがたいのですが、中学生当時の私の心を捉えました。

ところで、岡田史子さんと青島広志さんが
スケッチブックを交換する仲であったことをこの本で知り、びっくり!
私は趣味でコーラスをしておりますので、もちろん青島広志さんを存じてますよ~
最近、TVにも出演されてましたね。『世界一受けたい授業』でしたっけ。
少女漫画好きなのは存じておりましたが、ご友人でしたか~。
青島氏の作品解説は興味深いですよ。
ちょっと引っかかったのは、『ピグマリオン』の解説。
耳の不自由なチェロ奏者の話です。
音楽家の立場からの正しい解説には、にゃるほど~。
しかし、絵についての解説~「銅版画とも見まがう精緻なペン捌きは『嵐が丘』の挿絵のバルテュスからの影響とのことだが、岡田史子のほうが、写実的な技術において格段上である。」(要約引用)
あれぇ~、バルテュスファンに、しばかれへん^^?
私の友人にバルテュス大好きな方がいらっしゃるんですが、彼は岡田史子さんも大好きなんですよね。両方好きなんですが、多分納得できないんじゃないかしら^^;
青島広志さんを知ったのは、1970~80年代。
谷川俊太郎氏訳のマザーグースに作曲されたのが、色んな合唱団で歌われ始めた頃。

直接関係ありませんが、今、我が団では、マザーグース(谷川俊太郎訳、林光作曲)を練習しておりますが、その中に『だれがこまどりころしたの』があります。
先日、指揮者であり指導者である先生が「原曲誰か知らないかなぁ?」と仰っいました。
思わず私はクックロビン音頭の振り付け
先生「いや、あの~パタリロじゃなくて…」
あら、先生。パタリロご存知だったのね
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2 コメント

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コメントサンキューです! ()
2005-10-14 12:55:04
『ガラス玉』サンコミックスですよね。それはどっか行っちゃった;ODESSAY1は今、2000円もしていますね。高い;;

クックロビンの歌、聞かせていただきたいです。
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またまた今更コメント (ラッコ庵)
2005-10-13 17:52:08
岡田史子さんの作品集が出ているんですねえ。私の持ってるのは「ガラス玉」の単行本で、岡田さんの本はこれだけかと思っていました。アマゾンで注文しようかな。



同世代、なんちゃって、実はちょっと上の、万博に修学旅行で行った世代(^_^;)だったんですけど、COMで読んだ岡田さんの作品の印象は鮮烈でした。青島さんってあの「誰でもピカソ」に出てる青島さんですよね。10ヘエ~。



あの頃、萩尾さんやささやななえさんら少女マンガ家の間でマザーグースを使うのはやったんですよね。パタリロはそのパロディで。当時「誰が殺したクックロビン」の原曲調べました。今でも歌えます。お聞かせできないのがいかにも惜しい!ってあはは…。



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