トニー滝谷 プレミアム・エディションジェネオン エンタテインメントこのアイテムの詳細を見る |
『トニー滝谷』観てきました。
孤独な生い立ちの主人公(イッセー尾形)が、やっと出会った運命の女性(宮沢りえ)は、美しく理想的な妻となった。
ただ一つ、異常なほどに自分の服を買い求めるという癖を除いては…。
しかし、膨大な洋服と靴を残して、妻はあっけなく亡くなった。
ごめんなさい。原作に限らず、村上春樹さんの作品、読んだことないんです;;
と言うか、小説ってものはいつ読んだっけ?くらいな感じ…トホホ…。
ですので、映画のみの印象。
構図、美しいです。少し雲のある青い空。
久々に会う父親とのぎこちない会話。
坂道を登ってくる宮沢りえの顔が、日の出のように(ごめん、変な例え^^;)現れ、だんだん全身が見えてくる。
歩き回る美しい足だけで買い物依存症を表現。これがまた素敵な靴をまとい、歩き方も麗しい。チのドナルドダック歩きとはちゃいます^^
大切なものは、なくしてから、改めてその存在感に気付きます。
しかしトニー滝谷は、妻を思い出させる膨大な服を処分し、父を思い出させる膨大な古いジャズレコードも処分する。
孤独こそ、自分に最も似合うもの、安住できる所なのでしょうか?
妻に似た女性が気にかかりつつも、その後、その女性とは接点を持てたのでしょうか?
ナレーションが台詞に変化する…不思議な印象。余韻
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