『HACHI』

スミマセン；渋谷のハチ公って柴犬だと思ってました秋田犬だったのね。

2009.7.21.試写会にて。goo映画様、ありがとうございます。
「泣くだろうなぁ」
「泣いてたまるかよ～～♪」（←渥美清で）
と覚悟していましたが、やっぱりボロボロ。
とにかくHACHIだよ。ハチ！キミの名演技に泣かされてしまいました。
ラッセ・ハルストレム監督作品は過去にいくつか観ました。
『ギルバート・グレイプ』『ショコラ』『サイダーハウス・ルール』は大好き。
ハズレのない感動作を作る名監督。
期待は高まっていたのですが、正直、その期待ほどではなかったかもしれません＾＾；
でも、日本贔屓の映画という感じがしました。
goo辞書『使えるシネマEnglish』に取り上げられてる台詞もその一例。
人の投げたボールを拾って持ってくるという単純な芸を、決してしないHACHIのことを指していう台詞。
“Akitas are not into people-pleasing.”
（秋田犬は人を喜ばせることに関心がない）
こういう犬が10年間、亡くなった主人を駅で待ちつづけるのですから、感動しない訳がない。
高貴な気質を持ちつつも、無償の愛を貫く。
報酬や見返りを期待しないなんて、なかなか出来ることではありません。
道徳の教科書に出てくるような忠誠心をあおる美談として作られたイメージ感もあり、ちょびっと素直には見られなかったんですが…。
犬好きな私。やはり見てよかった！


公式サイト

HACHI 約束の犬 - goo 映画