4/19鑑賞
名画座として、いつもテーマのある二本立てを上映している早稲田松竹。
今週のテーマは【小さな子供の小さな奇跡】
まず一本目は『ミリオンズ』。公式サイトはこちら。
監督 ダニー・ボイル(『トレインスポッティング』『28日後…』)
脚本 フランク・コットレル・ボイス(『バタフライ・キス』『ウェルカム・トゥ・サラエボ』)
出演 アレックス・エテル / ルイス・オーウェン・マクギボン / ジェームズ・ネスビット
母を亡くした幼い兄弟。
新居に引っ越したある日、弟のダミアンが線路際のダンボールハウス秘密基地で遊んでいると、空からポンド紙幣の詰まったバッグが落ちてきた!
折りしも、この国では、通貨がポンドからユーロに切り替わる直前。
12日後にはただの紙くずになってしまう22万ポンド。日本円でどれくらい?うーん、分かんない
ダミアンは元々、変わった男の子。
学校でのエピソードはちょっとクスッとします。
守護聖人の話をするより、サッカー選手の話をしたほうが新しい学校ですぐ友人を作れるのに~。
落ちてきたお金は、貧しい人に与える為に神様がくださったんだと考えますが、なかなか思う通りにはいきません。
だって、子供が大金持ってたら変でしょ^^?
兄のアンソニーは、大人に内緒で自分たちで使ってしまおうと考える。
このお兄さん、思ったよりも小賢しくて面白い!
ダニー・ボイル監督の他の作品(かなりダークそうだ…)とは、全く違った風味のようですね。(観た事ないけど…)
映像はスタイリッシュで、スピード感あります。音楽もスカッと晴れやかな青空のよう。
『アメリ』の魔法がかかったような不思議で魅惑的で幸せな作品…という海外評もうなづけます。
ダミアンの奇跡を追体験しましょう。
早稲田松竹では、4/21まで上映中。
追記:DVDは2006/6/9発売されました。
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二本目は『ポビーとディンガン』~最高に面白かったよ。
ほんじゃ、よろしければ『ポビーとディンガン』レビューは4/23記事。
『トレインスポッティング』以来のボイル監督ファンです。
ディカプリオ主演の『ザ・ビーチ』は駄作でしたけど。
『ミリオンズ』は久々に、ボイル監督の会心作だと思いました。
観終わって清々しい気持ちになりましたね。
コメントありがとうございます。
『トレインスポッティング』ぜひ観たい!と思ってるんですよ~。
ヘロ中のユアン・マクレガーってどなんでしょ?
清々しい~その通りですね!