シネマるマンガぁ?byちゃとと

tweetばかり。放置中。何とかブログとして復活の道を模索中。

1980年の日記

2007-01-24 16:45:27 | ジコ周辺
『1980年の日記』は、閉鎖になった、とあるサイトにUPしていたもの。
プロフィール代わりと言っていいかもしれません。
1980年には私は大人の入口にいました。…ってことは、現在の年齢も想像できちゃうでしょ^^?
すごく青くて恥ずかしいです。でも、ま、いいや、えい!って感じですね。恥ずかしいので、時々、突っ込み入れてみました^^では、どうぞ…。
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プロローグ~大人への入口に佇む
社会人一年目の日記が出てきました。昔の教科書、ノートも。
現代国語が好きだった。
新任の先生は現国ゲンちゃんと呼ばれていた。古文教える気まるで無し。
神経質そうな顔で机に置いたオリジナル教材に目を落とし、片方の肩をいからせて上目遣いにチラチラ生徒を見ていた。
中間テストは几帳面な細かい字で横書き!アハ♪国語で横書きかぁ。
そんな女子高生。日記は人並みに自己嫌悪。よくも書けたな~^^;

1980年よりちょっと遡って~16才のお誕生日おめでとう!
(Mちゃんよりもらった手紙)
ちゃととをメタメタ誉めたなら…かわゆくてその上美人で優しくよく気が付いて物知りで女らしくて気前がよくて寛大で努力家で忍耐力もあるし学業優秀品行方正みんなのアイドル!
反対にメタメタにけなしたら…ブスで鈍感でまったくのガキでトリガラみたいでチビで胸囲陥没症だしド近眼ケチで意地悪でこんなドジな子は二度といないし道を歩けば石をぶつけられる…とまぁ。何か言うことある?16才って結婚できるんだもんネ ガンバローヨ!
 
【80.2.2.バカ正直
私の肉体が消えた。あとに残ったのは白い粒と黒い粒。黒い粒が消えた。白い粒も消えた。あとに残ったのは銀色の小さな一粒。えい!噛み砕いてしまえ。ちょっと苦い。眉をひそめ、苦虫噛み潰したような私の顔がストップモーションで見えた
●嘘ッぱちの論理。口から出任せ。事実は真実ではないゆえに時として嘘ッぱちになる。欺瞞ギマン。事実こそ唯一絶対のもの。事実=正直。
●話変わります。バカのつく正直はバカにほかならない。

 【80.2.2.後悔】
「やっとけばよかった」の後悔と「やらなければよかった」の後悔の違いは実行と実行せずの違い。
実行してからの後悔の方がマシだと思っていたのが、ついこの間までの私。
しかしこれには重要な欠点、落とし穴があった。
つまり実行した後の後悔には「事実は取り返しがつかない」という絶対的真理があるんよね。
その解決法として考えられるのは、やっぱり実行しかない。それを上回る成功であるとか……。

 【80.2.3.制御不能
一日一日がこんなに短くて、アッという間に時は移ってしまうのに、昨日の事が遥か昔に思えてしまうのは何故?
色んな思いが心の中を横切って雑然としたまとまりを見せている。
根底にあるのはアキラメ。他人任せのどうでもいい主義。
自分の方向がわからない。自分で決めるものなんでしょう。
自分のコントロールが出来なくて、他人に迷惑かけるつもりなんかサラサラないのに、結果的に人を振り回してる。
不安定。疎外感。ミーイズム。

【80.2.3.フワフワ】
ニヒリストになんかなりたくなかった。
「ついてゆけない」「何考えてるのかわからない」「フワフワうわついている」「ガキ」「全然しっかりしていない」
当たり前です。他人にわかってたまるものか。
自分の頭の中は自分が支配するもの。人に踏み込まれたくなんかない。
強がり言っても弱い心は弱い。冷淡でクール。自己中心主義だから。
構われるのが厭な代わりに他人を束縛しない。二重人格。両極端を備え持つ。コロコロ考え変わる

【80.2.3.漱石】
自分でどうにかするしかない今の私。それがわかっているだけに表面クール。人には寛大。
やめたい病はやりたい病。人間不信は信じたい願望。
一時のノイローゼと割り切りましょうか。被害妄想は精神の疲労から。
論理的に判断しよう。知性と教養が痴性と狂養にならぬよう。
全ての血の通った人情を突き放してコンピューターのように解答を得たい~不可能。
生に対して妥協を許さぬ人の前に開ける道は、死・発狂・宗教の三途
~これは漱石

 【80.2.3.太宰】
すべて逃避。極限状態に追い詰められた時、どちらへどう転んでも最後は妥協。完全な満足などありはしない。
現実とか社会・人間に接していく態度がわからない。
素顔で接するのが恐い→一つの方法として、道化がある。
「おもてには快楽(けらく)」~これは太宰。
☆早く三月にならないかな?1~2月の天中殺よ、飛んでゆけ~♪
(※注:当時、天中殺が流行ってたんですよね^^;)

【80.2.5.ナルシスト】
言い争いはきらいです。何も言い返す事ができない。
思っている事の1/10も言えなくて、はがゆい思いを噛みしめる。
どうしてみんなはあんなに自信たっぷりなんだろう。強い人。強いココロ。
「あなたの言う事はわかります。しかし、私はこの道を歩んでいます」と、しっかり裏打ちされた意見や行動ができたなら…(排他的でなしに…)
(※注:これね、白状しますと実は、竹宮恵子先生のウケウリなんですね^^;はい!何の作品でしょう?)
●自分がイヤ自分がイヤーやっぱり結論はこう。女々しくイジイジしている子は大嫌い。演技する。

【80.2.7.性善説
みんないい人。わからないけど、きっといい人。
「人(世の中)は存外、公平である」←とある社訓。
存外というところが曲者。思っているほど世の中というものは汚い所ではないはず…という事です。
嘘やハッタリをつき通しても、それは真実ではありえない。
良心や正直。全ての善なるものを目指して生きる。不正はいつか発覚するもの。
手抜きは一時しのぎには間に合うけど長期には役立たず。
本当に良いものを追求する。打算損得抜き。

【80.2.7.But!】
私の心半分は正反対の考え。おめでたき人。裏切られるのがオチよ。
報酬を抜きにして骨折りができる?自信が何だって?それは驕りや高慢と同義語やんか。
いい子ちゃんぶって何になるっての?八方美人は余計に嫌われるんだよ。優しさやきれい事の押し売りは御免だね。
★平等・博愛・寛容★全て許せる人は愛する事ができない。つまり憎しみのない人には愛はないという事。
“平等に好き”“あの人が好き、この人は大嫌い”☆どっちが残酷?

 【80.2.7.大人ッテ?】
★何も言わずにただ待ってる。「僕は待ってる。それだけ…」「気付いてくれなくても?」「うん」●待つくらいなら他の事やんなくちゃ。見切りをつけて背を向けて…。
(※注:これもねー、萩尾先生辺りのイメージですね…^^;)
★「積極的に待つ女(ひと)がいい」●これ、どういう事?こんな事できる?男の人ってすごく勝手。バカをみそうな女が大勢。(※注:これは、実際に言われました。あは!)
●大人ってどういう生き物なんやろ?責任感のある人。くじけない人。一人でも生きてゆける人。私がコドモであることは確か★☆

【80.2.16堀口大學】
夕ぐれの時はよい時 かぎりなくやさしいひととき
恋のない日がある 果のない日がある 心が空ろな日がある 魂が留守の日がある
恋のない日がある 果のない日がある 心が影でいっぱいな日がある魂がしおれた花に似た日がある
『自らに』雨の日は雨を愛そう 風の日は風を好もう 晴れた日は散歩をしよう 貧しくば心に富もう
『人に』花はいろ そして匂ひ あなたはこころ そしてやさしさ
●読了。いやらしいのネ。私みたい…

 【80.2.20怠惰の日々
打ち破ろう  何かしなくちゃという思いがいつも心に残っている。現実には何もしていない。生きていることはどういうこと?
●認めること―肯定にしろ否定にしろ
●行動すること―逃避も行動のうちなのかな?
●信じること―信仰 未来への信仰=希望 そして信じる心は愛そのもの
☆女の子が好き。女の子になって女の子を愛したい
☆男の子が好き。男の子になって男の子を愛したい
☆pride to 自信=自分を信じる心
(※注:これも何だか大島弓子先生ぽいぞー)

【80.2.21川端康成】
みんないい人。いい一日。Good day,Good by!みんな優しい。
Gentle,Good by!でも人間が好きなんだもん。動物が好き。植物が好き。生きているものすべてが好き。
雨が好き。太陽が好き。雪が好き。接吻する。
枯れ葉の一枚、雪のひとひらに。すべてのものに愛を見る。
…これは川端康成ですね。実体のない新感覚派。私はエディプスコンプレックスなのでしょうか?
(※注:モロに大島弓子先生のパクリと気付きました^^?)

【80.3.26十七才の頃
男の子は何でできてる?真実と嘘。その嘘は陰険な嘘でなくてドラマチックな嘘。
【50%の真実と50%のドラマチックな嘘でできてる男の子。半分の愛、半分の欲でできてる男の子。五割の純粋な感情と五割のドロドロの感情でできてる男の子。口先半分、好きだよ。内心半分、征服欲】
以前に分かってたはずなのに、又思い知らされる。
でも内心なんて彼の言う通りあまり問題ではない。
自ずと外に現れる。雰囲気。そうね。それでいい。
(※注:「男の子は何でできてる?」マザーグースですね^^)

 【80.3.30大手拓次】
なやみよ 花のごとく われにきたれよ
 きみをおもふ なやみのかげに われはただ 生くるなり
by孤独で純粋な大手拓次
●最近無為に時が過ぎる。無為自然。そう、それが一番いいのかもしれないね。これは東洋的思想です。
でも、私の好きな実存主義は、こうでなかったはず。
いつも意識的な選択をしたい。あれもこれもではなくてーーーあれかこれか
あなたの優しさはとっておいて下さい。by伊藤整
●のちの私のために…byち
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