Twitterのつぶやきばかりでスミマセン;;
たまには、140文字以上つぶやきましょう、、、ということで最近劇場で観た映画。
『かいじゅうたちのいるところ』
公式サイトは こちら。
原作絵本が大好きなので、絶対見に行こうと前売り券買いました。
スパイク・ジョーンズ監督ですもんね。(あんまり知らないけど、2~3の映画は見てる。ビョークのPVとかも見たことあるな~、きっと)
あの短い原作をよくまぁ長編映画にしたな~と感心しました。
キャラ設定がきっちりされてました。
かいじゅうたちが人間ぽい…というか、かいじゅうたちの内面はモロ、人間。
この辺は原作とちょっと違うところかな。
原作では、かいじゅうはやっぱりかいじゅうだと思うんです。
原作絵本は
子供向けのお話しによくある【行って帰る話】
主人公は子ども。
現実世界から異世界へひょんなことからトリップする。
現実ではありえない夢のようなことを体験する。
子ども自身、誰かに指示されることなく自分の意思で行動を選択。
その経験が、主人公を成長させる。
甘えの断ち切り、自立の一歩。
又、ひょんなことで突然、元の現実世界へ戻る。
戻ることで、主人公も、読んでいる子どもも、安心できる所へ帰還。
めでたし、めでたし、納得の読後感。
でも、先ほど言ったとおり、この映画の中のかいじゅうは、見かけはかいじゅうですが中身は人間。
↑あはは!造形が基本的にCGじゃなく、着ぐるみってこともあるね^^;
日々の生活の楽しみ、すれ違い、悩み。
コドモ世代でもオトナ世代でも共感できるような人生の機微みたいなものを、かいじゅうたちが見せてくれるんですね~。
エピソードを積み重ね、主人公マックスやかいじゅうたちと一緒にウキウキしたり、心痛んだり。
どうして、うまく分かり合えないんだろうと悲しくなったりしているうちに
唐突に、マックスはかいじゅうたちとお別れすることになります。
この辺は、ちょっと違和感でした。
なぜ違和感を感じたのか思い返してみました。
やはり、私の中で「かいじゅうたち」を「かいじゅうたち」に思えなくなっちゃったからなのではないかしら。
原作絵本のように、子ども向けに「帰る必要」を感じなくなってしまったというか…。
『かいじゅうたちのいるところ』が異世界でなく、現実世界に近く感じてしまう映画的策略にハマったのか。
「帰らんでもええやん」ってな感じ。
トップ画像は、図書館で借りたセンダック関係本。
えーと、全部読めないうちに、返却期限がきてしまいました。トホホ
それと、告白しますと、映画もちょっとウトウトしちゃいました。トホホ
かいじゅうたちのいるところ - goo 映画
【関連記事】
『今市子はセンダックの夢を見るか』
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キャラ設定がきっちりされてました。
かいじゅうたちが人間ぽい…というか、かいじゅうたちの内面はモロ、人間。
この辺は原作とちょっと違うところかな。
原作では、かいじゅうはやっぱりかいじゅうだと思うんです。
原作絵本は
子供向けのお話しによくある【行って帰る話】
主人公は子ども。
現実世界から異世界へひょんなことからトリップする。
現実ではありえない夢のようなことを体験する。
子ども自身、誰かに指示されることなく自分の意思で行動を選択。
その経験が、主人公を成長させる。
甘えの断ち切り、自立の一歩。
又、ひょんなことで突然、元の現実世界へ戻る。
戻ることで、主人公も、読んでいる子どもも、安心できる所へ帰還。
めでたし、めでたし、納得の読後感。
でも、先ほど言ったとおり、この映画の中のかいじゅうは、見かけはかいじゅうですが中身は人間。
↑あはは!造形が基本的にCGじゃなく、着ぐるみってこともあるね^^;
日々の生活の楽しみ、すれ違い、悩み。
コドモ世代でもオトナ世代でも共感できるような人生の機微みたいなものを、かいじゅうたちが見せてくれるんですね~。
エピソードを積み重ね、主人公マックスやかいじゅうたちと一緒にウキウキしたり、心痛んだり。
どうして、うまく分かり合えないんだろうと悲しくなったりしているうちに
唐突に、マックスはかいじゅうたちとお別れすることになります。
この辺は、ちょっと違和感でした。
なぜ違和感を感じたのか思い返してみました。
やはり、私の中で「かいじゅうたち」を「かいじゅうたち」に思えなくなっちゃったからなのではないかしら。
原作絵本のように、子ども向けに「帰る必要」を感じなくなってしまったというか…。
『かいじゅうたちのいるところ』が異世界でなく、現実世界に近く感じてしまう映画的策略にハマったのか。
「帰らんでもええやん」ってな感じ。
トップ画像は、図書館で借りたセンダック関係本。
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それと、告白しますと、映画もちょっとウトウトしちゃいました。トホホ
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映画はどうでしょう?
うーん、分かるような気がします。
『ケニーのまど』は、正直私もピンと来なかった。絵も「え?これがセンダック?」というくらい『かいじゅうたち…』と大違い。
センダックの絵本はチにとって、物語性よりも“絵を読む”感じ。
映画はあまり評判よくないようですね。
でも、そこそこよかったですよ。
もう一度DVDで見てもいいかなくらいの面白さでした。
子ども向けのディズニーファンタジー映画とは全く違い、どちらかというと大人向け。
オープニングが、いたずら心いっぱいで『おっ』と期待させてくれて、カメラが子ども目線だったり(森を駆け回るシーンが固定じゃなく、ブレブレ)する割には、大人向け(きっぱり!)
同じ監督の「マルコヴィッチの穴」も評価の分かれる映画でしたが、私はあのけったいな雰囲気が大好きなので。
ただ、観てて睡魔かいじゅうが襲ってきたのはなんでしょ^^?
映画のせいか、それとも私が悪いのか…。
予告篇で見たら、同じ怪獣ですよね。
雰囲気も良さそうですよね。
気になってはいるけれど。終わってしまいそう。
かいじゅうたちは着ぐるみだそうですが、表情はCGなので、表情豊かですよ。
絵本は短いのに、映画はかなりふくらませてます。
ただ、私は中盤ちょっと眠かった;;