ちょっとお茶でも、という軽い感じで畑に行けるようにしたい。
期待はどんどん膨らむ。
今は冬で凍りついている。
でも、土はふくよかで団粒構造に育ってきている。
これがありがたい。
ふかふかでやわらかい。
10年前は、スギナばかりで痩せていた。
それが今や、少し粘り気のある細かい粒子の土になっていて、
ふくよかなやわらかい土になってきている。
肥料の要らない痩せた土でも育つというさつま芋でさえ不作であった。
それが、ようやくふっくらとした薩摩芋がごろごろできるようになってきてびっくり。
10年の年月は私の根気を養ってくれていた。
初めは、1メートル四方を耕すのに1日がかりだった。
荒れ地だった。
それが、10年でほっくりとしたあたたかい土になった。
スギナから網目模様の葉の多種類が育つようになって、地下に深い根がはびこるようになってきた。
多様な草が生えるように雑草用の種も撒いている。
ライ麦も撒いた。
ふくよかな土の育成に10年。
そして、新しい10年が始まる。
適当に放置されているから、雑草が伸び放題だし、雑木も茂って大変な状態ではある。
しかし、一部は土が育ってきている。
2024年から始まる10年で、
計画的に少しずつ地上のオアシスを作っていきたいと思っている。
自然に行ってみたくなる楽園。
気分爽快気持ちのいい自然に触れられる場所づくり。
ぼちぼち夢を膨らませながら種まきをしていこう。