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O山出版の四方山話

同人サークルО山出版の中の人が色々と書いているサークルの備忘録です。

寸止めについて2

2008-08-10 18:37:10 | 広報
皆様お疲れ様です。ナイス害(以下略)

寸止めエロ本について、過去の作品の掲載許可が出たのでのっけてみます。

(検索用タグ)君のぞ、茜、SS、エロ、健全、寸止めエロ本、アイマス、アイドルマスター、夏コミ、同人誌、嘘、大げさ、紛らわしい、さあ今すぐJAROに電話だ!



君望茜de寸止めエロ本
 再録の壱
  茜後ろから激しく突かれる
 

 壁をはさんで微かに聞こえてくる話し声。何を話しているかはわからないけど、声の調子から二人が楽しそうにしている事がわかる。
 幸せな二人なら、高等数学の解法だって愛のささやきになるに違いない。
隣の部屋、お姉ちゃんの部屋で行われているのは恒例になったお兄ちゃんとお姉ちゃんの勉強会。
お兄ちゃんはちょっと頼りないけど、まじめでいい人。
最初、お姉ちゃんにつりあうには「もうちょっとがんばりましょう」だったけど、最近「頼りない」と、「いい人」の比重が私の中で逆転しつつある。
お兄ちゃんみたいないい人がいないかなあ、なんて思っちゃったのはやっぱり気になっていたからなのだろう。
…その想いが私に大胆な行動をとらせた。
お兄ちゃんと私の間には、彼女であるはずのお姉ちゃんも知らない秘密がある。
お姉ちゃんが勉強に疲れて眠ってしまうわずかの時間だけ、私に与えられる内緒の時間。
お姉ちゃんの彼氏じゃなくて、私だけのお兄ちゃんになってくれる時間。
そして今日もドアが遠慮がちにノックされる。
「茜ちゃん、いる?」

 お兄ちゃんは時々ひどく強引だ。
 今日は外でやるとか言い出した。
 確かにお兄ちゃんのことは大好きだし、二人で秘密の遊びをすることは嫌じゃない。だけど…
「だって、中じゃ危険だろ?」
 確かに万が一お姉ちゃんが起きて来たらただではすまないことになるけど、でも…
「でも、って、何時もこらえ切れなくて大声出すのは茜ちゃんだろ?」
「なっ!」
 そういうことをレディに対して言わないでほしい。体育会系とはいえ女の子なんだから。
 それに大声出すのは全部お兄ちゃんのせいだ、…と思う。
 その、お兄ちゃんはとても上手だから、…その、興奮しちゃって、つい…
 今までのことを思い出し、恥ずかしさで赤面する私の頭をくしゃくしゃとお兄ちゃんはなでる。
「かわいいよ、茜ちゃん」
 その笑顔に私がふにゃふにゃになってしまうのは絶対に内緒だ。

 こういう関係になって気が付いたことだけど、お兄ちゃんはどこかマニアックだ。
「いつも同じことをしていると飽きるから」
 そういって趣向を変えることが多い。正直、良くそんなにネタが尽きないものだと感心する。
そんなお兄ちゃんだが、今日は前回の続きらしい。
「じゃあ、握って」
 そういうとお兄ちゃんはチャックを開けて固く黒光りするそれを私に向ける。
 …やっぱり男の人のだ。
 重量感があって、…硬い。
 ちょっと汗の匂いがして、はじめて見るわけじゃないけど、何だか恥ずかしい。
 私はそれをおっかなびっくりで握る。あまり力を入れすぎると却って良くない事はこの前聞いた。
 軽く持って上下に動かす。あくまで手つきはやわらかく、リズミカルに。
「いいね、すっかりなじんだって感じだ」
上からお兄ちゃんが見下ろしてくる。ほめられて嬉しくなった私はもっと喜んでもらいたくて全身をお兄ちゃんのそれに集中させる。
「うん、やっぱり茜ちゃんは覚えが早い」
 お兄ちゃんが嬉しそうに言う。
「でも、今日はもう一つ先に進もうかと思うんだ。…いいかな?」
 その言葉に私の胸は高鳴る。
「…うん」

 立ったままの私に、お兄ちゃんがゆっくりと後ろから覆いかぶさる。
「やっ! 怖い!」
 この前は向かい合わせ。お兄ちゃんが私を見ていてくれたから、怖いのも我慢できた。
 でも、この格好じゃお兄ちゃんの顔が見えない。
「やだあ、やだあ…」
 駄々っ子のように私は取り乱す。
「大丈夫、ここにいるよ」
 耳の後ろから響く声、遠慮がちに伝わってくる重みと体温。
 その感触に吐息する。
少し身体が緩んだと感じたのか、
「まずは準備から、な」
 そういってお兄ちゃんは私の手に大きな手を添えて、大事なところに導いてゆく。
「やんっ、そこは…」
 自分の手なのに、自分の手じゃないような不思議な感覚。
「はっ、はっ…」
 やや薄いけど、ちゃんと存在を主張する左右のお椀。ずっと下のほうにある小さなくぼみ。つんと尖った突起。
「はあぁ、はあぁ…」
 大事なところを、慌てず確かめるように、時に速く、時にゆっくりと手が動く。
 呼吸が荒くなるのは、夏の暑さのせいだけじゃない。
ジーンとするのは身体の奥が熱を持ち始めている証拠。
しっとりと自分が濡れてくるのが分かる。
「あっ…」
 思ったように行かなくてもどかしかったり、力が強すぎて痛みに声を上げてしまったり。
「や、あっ、ダメ!」
 やり慣れない行為に時々身体が戸惑い、固まる。でも心は止まることなく期待に弾み続ける。
「あっ、あはっ…」
 新鮮な刺激に、弾んだ声が私の唇から漏れる。
でも刺激はその内に物足りないものになっていく。
「ねえ、お兄ちゃん…」
 私はもっと先を知りたくて甘えた声をあげる。
「ちょっと痛いかもしれないよ?」
 背中から聞こえたお兄ちゃんの問いかけの意味なんか、これっぽっちも考えていなかった。
刺激に焼け付く頭は求めるままに私の口を動かす。
「痛くてもいい。いいからもっと凄いことして。…もっと、もっと一杯教えてほしいの!」
 後にして思えば、多分このときお兄ちゃんはにやりと笑ってたんじゃないかと思う。
…想像だけど。

 二人の服はさっきまでで汗だくになっている。でもそれを脱ぐのを惜しむくらい二人の時間は短い。
 申し合わせたようにほんのちょっと脱いで、めくるだけで二人は身体をあわせる。
 さっきまでと異なるのは私が泣き顔になっていること。
「大丈夫、心配要らないから」
 そういってお兄ちゃんはいきなり普通と反対の方でやろうと言い出した。
「もう、お兄ちゃんは何時もそうやって私をおもちゃにするっ! 私、この前が初めてだったんだから! とっても怖かったんだからぁ!」
 いくらお兄ちゃんを信じるって言っても限度がある。なのに、
「茜ちゃんなら大丈夫だから」
 そういって私を許してくれない。
「まずは、ほら、これを」
 そういうとお兄ちゃんは私の手を導いて、…その、…私に、…たまを握らせた。
「え、嫌あっ!」
 突然のことに拒絶しようとする私を、お兄ちゃんは離さない。
「嫌じゃないだろ」
 でも、いきなりこんな激しいことするなんて想像してなかった。
「ほら、茜ちゃんが自分からするんだ」
 戸惑う私をよそに、お兄ちゃんは私が自分から、その、…たまを持って導くことを要求する。
「そんな、絶対はいらないよ!」
 許してくれるとは思えないけど私は精一杯抵抗する。
 でも、お兄ちゃんはやる気満々だ。あきらめてくれない。
「大丈夫だから」
 お兄ちゃんはそういって空いている手でなでてくれる。
でも今回ばかりは魔法の手も私の恐怖を拭い去ってはくれない。
「仕方ないな…」
 お兄ちゃんがそう言ってくれた。
 あきらめてくれたのだと安心して体が緩んだ瞬間。
「ふっ…」
 鋭い息の音。そして後ろから伝わってくるお兄ちゃんの動き。
ぎゅっ、…とすん。
何か魔法でも使ったのか、意外な程あっさりと先端が突き刺さっていた。
「え、え?、え…」
 一瞬、何があったか分からなかった。自分で驚くくらい、きれいに入っていた。
「茜ちゃん、全部入ったの、分かる?」
耳元でささやかれる言葉。
でも私には答える余裕がない。膝はがくがくと震えだし、口をパクパクさせる他になにもできない。
私が落ち着くのを待って、
「もう、大丈夫だね」
 そう言うと、お兄ちゃんはゆっくりと引き抜きにかかる。
「もう終わるの?」
 涙声になって問いかける。
 でも、
「一回で終わる訳ないだろ?」
 そう言ってまた、身体を密着させ、私の身体ごと大きくゆする。
「あっ、」
 全身が浮き上がるような感覚。
そして落下感と直後に襲う衝撃。
「くぅん」
 私に自分でするんだ、とか言っておきながら、私はもうお兄ちゃんのなすがままだ。
「嫌ぁっ、やだ、怖い!」
 浮き沈みと衝撃のたびに私は悲鳴を上げる。
「また、来る。来ちゃう!」
しかし、いつしか恐怖以外の感情が私の心に表れる。
「んっ、んっ、はあぁ」
 突き刺さる一点に神経が集中する。未知の行為への不安や恐怖と同時に気が狂いそうな興奮。
「…やだぁ、もうこれ以上速くしないでぇ」
 拒絶しているのか、甘えているのか、もう自分でも分からない。
「はあんっ、はぁん…」
こつんと奥まで届くたびに快感が突き抜ける。
「さすが茜ちゃんだね。下半身の使い方が上手だ」
 お兄ちゃんも興奮しているのか荒い息を吐きながら動く。
「ふうっ…」
 力強いお兄ちゃんの動き。
「あうんっ…」
私はそれを精一杯やわらかく受け止める。二人の動きが一つになる実感。言い様のない快感。
 その快感を貪りつくそうとして神経はオーバーヒートしていく。
「だめぇ、もうだめぇ…」
 しかしお兄ちゃんは止まらない。
むしろここぞとばかりに激しく動いて私を許してくれない。
「はうっ… きゃん!」
それは私の身体にお兄ちゃんを刻み込もうとするかのように、激しく、熱を帯びたものだった。
「やぁ、いやあぁ、はあぁあん!」
興奮と疲労に耐え切れなくなって私は膝から崩れ落ちる。
目の前が真っ白になった。

「お兄ちゃんのバカ!」
 全て終わったあと、私は怒っていた。
…確かに気持ちよかったけど。ここまですることないじゃない。
「ごめん、つい…」
さっきまでの勢いと裏腹にお兄ちゃんは殊勝な態度で謝る。
「許さない!」
 ビシッと断言する。
そう、責任とってこれからもっといろんなことを教えてくれなきゃ許さないんだから!
 覚悟してね、お兄ちゃん。


解説
剣玉:けんだま
 三つの皿と一つの突起からなる「剣」と「玉」を用いて行う遊戯。
 正式にはサイズ等の規定も存在するが、玩具としてのそれには材質、重量様々な物がある。
木製は使い込むと汗や油を吸い込んで黒光りするようになる。
 基本的に激しいアクションを伴うので狭い室内、他人のいるところでのプレイは危険。

飛行機
 技の名称。通常は剣を持って玉を操るが、この技は玉を持ち、玉の穴に剣を導くという特徴を持つ。
 難度が高く、また突起部を振り回すことになるので危険度も高い。
 初心者がいきなり行うには適しない技である。それだけに挑戦には恐怖が、成功には快感が伴う。

袖まくり
 長袖の場合、短期的には体感温度が低下する。脱がずに出来る体温調整の一種。


ほうら、こんなに健全

こんな感じで今回はさらに健全度がアップしているはず(当社比)。
お買い求めの際の参考にしてください。

寸止めについて

2008-08-07 21:32:47 | 広報
こんばんわ、社会的にナイス害の獣鉢均です。
けものばちひとしと読みます、18禁じゃないですよ。(以上定型文)

えー、なんといいますか、
やよい、俺はエッチじゃない。健全だ。
いやね、寸止めエロ本の編集が結構キツキツ(性的な意味にあらず)だったので、
この本は健全なラブコメ本です
と作中に書くのを忘れてた。

で、上の絵は裏表紙になります。
今回寸止めエロ本、無駄に豪華です。
挿絵が全部で6p(本文20p中)、全3話構成、ヒロインは律子、やよい、春香。挿絵はそれぞれ絵描きが異なります。
陸奥さんに
優遇されすぎだゴラァ!
と怒られました。
でもゴーサイン出したのはO山師匠なのでぼくは悪くありません。

寸止めエロ本とはどんな作品なのか、については、今流行のジョーバ動画みたいなものと思っていただければ間違いないかと。


原稿募集

2008-06-17 00:57:09 | 広報
新作アップはもうちょっとだけ待ってください(挨拶)。
こんばんわ、O山です。

先日の話です。
部屋の掃除をしたところ、L4U予約特典の新曲ダウンロードカードが行方不明になっていることに気がつきました。

…え?

家捜ししたんですが出てこないので、迷った末に
近所のゲーム屋でダウンロードカード付きのL4U
もう一本買いました
証拠写真


ということで、唐突ですが浮いたL4U(DVD付き、カードなし)をプレゼントにまわそうと思います。
が、ただ抽選というのも面白くないので、懸賞原稿の商品という形にしようと思います。

以下レギュレーション

1参加資格
  部内者、部外者、種族、不問
  (この中に(以下略))

2作品様式
  当サークルの夏コミ向けの本に合わせたものであること。
  (ギャルゲーム批評別冊・替え歌本)
  絵原稿、文字原稿不問。
  絵原稿であればB5モノクロ二階調、断ち切り分まで書き込み(カットサイズ不可)。
  文字原稿は、替え歌一曲、批評一本から受付(読者欄投稿不可)。
  寸止めについては、挿絵の都合があるので、投稿は受け付けるが、掲載自体は夏に間に合わない可能性あり。
  二重投稿、盗作、既発表作品不可。自作の新作に限る。

3審査方法および基準
  O山他若干名による合議。
  ・メッセージ性の高さ
  ・娯楽性の高さ
  ・商品性の高さ
   を基礎としつつ
  ・O山出版のカラーに沿った作品であるか
   を加味し、最も評価の高かったものを当選作品とする。
  但し、「該当作なし」との評価もあり得る。  

4権利関係
  当選作品のみ、版権著作権は当サークルに属するものとし、冊子に掲載する。
  但し、当選作以外でも掲載を作者が望むものについては当方の判断、都合により掲載するものとする。
  この場合権利関係については当選作品に準ずるものとする。(平たく言うと通常の投稿と一緒の扱いをするということ)

5その他
  締め切りは7月6日当日必着
  セキュリティの関係で部外者にあっては今回はメールのみの受付とする。
  但し、人づてでO山までたどり着けるものは現段階で部外者であっても別とする。
  ビジュアルノベルをゲームと僭称するものは、地の果てまで追ってでも改心させること
  あずささんは俺の嫁

以上


まあ、長々と書いて大きく出ましたが、企画の半分はネタです。
実のところあんまりまじめな投稿が集まりすぎても対応に困りますし。
とりあえず、部外の方で本気で狙うという人はこの記事に返信しておいてください。
では、今日はこんなところで。

(無題)

2008-01-02 17:45:43 | 広報
皆様、あけましておめでとうございます。
冬コミ的には段ボールが
空けましておめでとう
かもしれないですね。
冬コミでは有難うございました。冬コミにこられなかった方には通販等、委託書店様にリンクの記事をあらためて作りますので宜しくお願いします。

明けても暮れても変わらない
夢見る遊び人なO山です

早速ですがO山出版の新年の初売りは
1月20日の金コミを予定しております。
それまで正月休みを、といいたいところですが、そういうことをしていると折角おいでくださるお客さんからいい感じで見放されそうなので、今年もちょっとがんばってみようと思います。

今年の替え歌の作り初めは、気が向けば今晩と言うことで。

明日は楽しいお祭りの日

2007-12-30 18:31:05 | 広報
明日が仕事の人もそうでない人も、
今年一年お疲れ様でした。
明日のO山出版の持ち込みと、ちょっとだけお得な情報についてコメントです。

新刊は
ギャルゲーム批評
   2008年1月号(600円)
現代ギャルゲーマー
  の基礎知識2007(300円)
我が青春の替え歌本
       ~特盛~(300円)
つよきす娘de
     寸止めエロ本(200円)

以上の4冊になります

以下旧刊として
替え歌本の8・9・10
批評の07年・06年版
別冊の意表
真説シスプリ
を売り物として持ち込みます。

なお、おまけについてですが、夏の団扇、去年の旧刊等を問答無用で押しつけますのでご期待ください。

目玉は、夏以降に制作した、便箋と夏のポスターのあまりです。
ポスターに関しては、明日替え歌本10を買ってくれた方、及び自己申告(ここ重要)で「替え歌本10を以前に買いましたよ。ポスター下さい」と言って下さった方に先着順で差し上げます。

なお、当日O山は都合につき欠席予定ですので、何かあれば係りの者に言伝してください。

通信・アキハバラ撤収組の方へ
明日は混乱等も予想されるので、例のブツに付いては1月の金沢にて引渡をしたいと思います。どうかご了承ください。