O山出版の四方山話

同人サークルО山出版の中の人が色々と書いているサークルの備忘録です。

夏コミ報告

2010-08-29 21:08:00 | 社員の近況
大変遅くなりましたが、夏コミお疲れ様でした。
暑い中、来訪いただいた皆様、本当にありがとうございました。

お陰様で今回もまずまずの結果を収めることが出来ました。
個人的に色々とあった遠征でしたが、その辺りは追々書いていこうと思います。

次回参加イベントは
9月26日 地元石川県金沢での

金コミ75となります。

なお、その前に大阪での
コミックトレジャー16
に今回の寸止めの挿絵を書いてくださったwochiさんが行かれるそうですので、今回の新刊をちょびっとだけ委託お願いしました。
寸止めとうちわは現物支給したのでちょっと量があるかも知れません(笑)。

あと、金コミにはちざきゃ氏の新刊もちょっとだけ預かったので持って行きます。
なお、「ちざきゃ氏の新刊だけ下さい!」とか言うと漏れなくO山が怖いお兄さんになります。


と言うわけで遅ればせながら半月前の思い出をばつらつらと書き連ねてみようかと。

取り立てて面白い話を書くわけでなく、今回の旅行でお世話になった皆様に感謝と挨拶を兼ねて一筆と言う感じなので、興味の無い方は無理して読んでいただく必要はありません。

14日
仕事の関係で3日目の参加となり、移動日となりました。
なお、諸般の都合によりバーチャル熱海旅行を13、14で行っていたためDSは起動したままの移動です。
まあ、何のことはないだろう、そう思っていたら意外な展開がありました。
特急が止まる某駅で隣に座った女性から、
「あの、明日参加なさる方ですよね?」
とサックリ。
何故!
とか思ったんですが、
「ダンボールとかみれば判りますよ」
とコロコロと笑われてしまいました。
うん、確かにこの荷物はそうだよねえ…
で、オタトークに花を咲かせていたところ、
「ところで、ラブプラスをされているんですよね?」
油断していたところに直球が入りました。
…おかしいな、ちゃんとイヤホン使って画面も閉じ気味にしていたはずなんだが…
…流石にカモフラージュのために横に持つところまではしていなかったけど…
…そういや、ぽんぽこネネさんのストラップを付けていた様な…
…いや待て、しかしラブプラストでなければぽんぽこネネさんストラップはただのマスコットに見えるはず…
などと自問自答していたところさらに追い討ちが。
「良かったらプレイを見せてくれませんか?」
さわやかにド直球。
え?

結論から言うと、電車で偶然隣り合った女性とイヤホン片耳ずつつけてラブプラスの見せプレイをやりました。
これはこれで貴重な体験をさせてもらったなあ、と思います。
…これ、なんてフラグ?
と思わないこともなかったんですが、オチから言うと相手は既婚者でした。
周りにラブプラストが多数いるけれど誰もプレイを見せてくれないので一度見てみたかったとか。
新幹線の乗り継ぎが別になったので、途中でお別れしましたが、後日談として3日目の自分の留守中本を頂きました。
改めまして、その節はお世話になりました。
ただ、一点訂正しておきますと、今回のコスプレ売り子は
俺の嫁!
ではなく
後輩の嫁。
でございます。
まさかこの台詞をネタでなく言う機会があるとは思ってもいませんでした(笑)。

14日補足
 ビッグカメラ都内某店にて買い物。デジカメを買おう買おうと思いつつ踏ん切りが付かないでいるO山は、イベント毎に、写ルンですの類を持っていきます。
 本格的なカメラはかさばるし、スナップショット程度であればこれでいいか、ということでずるずる10年これできています。
 さて置き、ここでの問題会話。
俺「レンズ付きフィルムはどの辺りですか?」
店「は?」
 店舗が大きくて聞いただけだったのですが、若い店員さんには何のことかわからなかったようです。
 一般名詞かつ正式名称なんですがねえ。(念のため確認したところレシートもそうなっていた)

14日補足2
 東京着後、友人宅に逗留して一息ついていたところ、サークルメンバーの田原氏から電話。
「O山、大変だ!」
…最近こんな電話ばっかりだなあ(*1)… と思いつつ対応。
 話を聞いていくと、コミケデビューしてから10年近く打ち上げに利用していたお店が閉店したとのこと。
 いつ閉めたとか、閉めた理由も当然判らないけれど、もう一度機会があれば挨拶をしたかったなあ、と、イベント始まる前からしんみりとしてしまいました。
 ときわ亭の皆さん、色々とお世話になりました。届くかどうか判りませんがこの場を借りてお礼申し上げます。
 で、(*1)の話
「O山さん、大変です」サークルメンバーの愚っさんからいきなりテンション高い電話が出発前日くらいに架かってきました。
「何か一大事か?」
 あまりの剣幕にこっちも心配になって応じると、
「チケットなくしました!」
嘘ぉおお!
「電車のですけどね」
 …マジやめて。そういう冗談。
 まあ、一大事には変わりなかったんですけどね。
 曰く、買い直しするしかないが、このままではなくなったチケットが犬死である。せめてネタとして回収しなければ!
 …頼む、そういうところで芸人魂を発揮するのはやめよう。

15日
 朝からすれ違いに心を震わせてJRに乗る。都心に近づくに連れて、すれ違いの数が増え出す。
 当日すれ違った大物、ということであれば関係者と判るのはこの人

かなあ。
 ちなみに俺の名刺はこんな感じ(当日プレゼントは加賀人形レベル3にセットしてました)

うん、ネタが判らない人にとっては、「おまえこそただのバカだ」な。
(なお、意味を知りたければ、クリスタルボーイ、二次裏辺りでググれ)
 でまあ無敵のサークルチケットで入場。なぜかサークルの準備もしないで作戦会議をしている特殊な方々を横目にスペースに入る。
 そして例の如く起こるトラブル
 今回は荷物の不足とか不備が発生しました。ディスプレイ用に持ってきた道具が、一部部品不足で組み立て不能になっちゃったんですね。
 大体イベント毎に一回はやるんで織り込み済みといえばそうなんですが、今回2つ立て続けにやりました。
 これを見ていたナガトが一言
「師匠、気持ちが有明を通り過ぎて既に熱海に行ってるんじゃないですか?」
 …否定できない。
 そして、今回の目玉、コスプレ売り子到着。
 サークル主催たる者、一度はあこがれる
リアル女性によるコスプレ売り子
が今ここに!
 感無量でした。お願いしてよかったなあと思います。
 ただ、中の人の都合によりキャラ選択は凛子で、かつ当人は後輩の嫁さんなので、二重の意味で「俺の嫁!」では無かったんですねえ。
 14日のお隣さんが、自分の不在時にわざわざ足を運んでくださったんですが、その辺りで誤解させてしまいました。
 自分の買い物をして、売り子をちょっと楽しんで、コスプレ広場に空気を楽しみに行く。これが自分の基本的なスタイルですが、正直今回はきつかった。
 年々体力気力が衰えていくのは仕方ないとして、今年はそれに加えての猛暑。気合いを入れないととてもとても、という感じです。
 そのほか近隣のサークルさんには色々とお世話になりました。
 改めて御礼申し上げます。

熱海旅行記
16日
 やってきました、アフターコミケ。というか今回の目玉、熱海聖地巡礼!
 宿は当然大野屋を事前に予約済。
 まあその際にいろいろと葛藤があったわけですが。

・以下7月のとある出来事
 ビジネスプランだと部屋がしょぼいので、和室を確保。そして食事を付けようとプランを確認したところ
「お食事は二名様から承ります」
…どんなハードルだ。
いや、これがむしろ普通なんだろうな。
 そうだよな、こういうのは一緒に来る奥さんとか彼女がいてこそだよな…

… 
…うん、予約、と。


…今何をした、俺の指。

このままではリアルに
「その写真には誰が写っていますか?」
をやる羽目になってしまう。
(全国の猛者の中には間違いなくこれをやった者がいるだろうが)
Trrrrr
「おい、○○君、n日暇? よし良かった。
熱海いくぞ」
…唐突すぎる。
回想終わり

こうしてF(仮称)君を道連れに東京発、昼過ぎに熱海着したわけです。
そして最初の難関、スタンプラリー台紙をもらうためのコンシュルジュ。
 受付のお姉さんにDSを提示し、
「寧々さんは俺の嫁」
「…どうぞ」
 間髪を入れず差し出される台紙。
 百戦錬磨の彼氏に隙はなかった。
「ところで今日は俺で何人目ですか?」
「50人くらいでしょうか」
 コミケ開けの平日だぞ。
 お前等自重しろ!
 とか思ったが、公衆の面前、華麗にスルーが紳士のたしなみ。
「O山さん…」
 F(仮称)君が若干距離を取っていた気もするがたぶん気のせいだろう。
 荷物が重かったので早速大野屋に直行。
 数日前にバーチャルで見た光景が今目の前に!
 まあ、似てて当然だわな。違ったら大変というか。
 とりあえず、イベントとかは特になしの方向で。
 早速風呂。そして宿を探索。
 早々にDSが反応。
 ニュータイプ音はしなかったが、どう見ても御同類です。
 …同じフロアに集められているのか?
 まあいいや。
 身軽になったところで付近の散策とスタンプラリーに参戦。

 定番のローアングラー(*1)をかましてホテルに戻ったところ、土産物コーナー前で名刺交換してる同士の方々と遭遇…
遭遇したんだよな?

 家族連れ1 彼氏1 俺1

問題はご家族の奥様とおぼしき方がDSを把持しているということだ。

 思い切って旦那さんに質問。
「ひょっとして嫁の嫁ですか?」
「ええ、嫁の嫁です(笑)」

 いや、ご当地マスコットのスペシャルよりもレアかもしれない方に遭遇してしまった(笑)。
 ちなみに旦那さんは
「何か大事なものを失いそうなので」
 ラブプラスはされないとのこと。
 …大変賢明です。

 で、風呂入ってご飯食べて1日目終了。
 とりあえずおなかが空いてた、おかずがたくさんあった、ということでおひつを3回くらいお代わりしたような気がする。
 なお、B5サイズのおかずについてはコミケ最終日に宅配搬出していたので本稿とは全く関係ない。

17日

 フライング仲居なんて都市伝説だった。

 いや、野郎二人部屋にフライング仲居されたら気まずいどころの話じゃないが(笑)
 朝食バイキングを堪能して、荷物まとめて出発。
 スタンプラリー、AR撮影、淡々とかつエキサイトしながら熱海の町を疾走する俺。
 フッ、すれ違う人々の視線が突き刺さるぜ。
 ちなみに当日着用していたシャツはこれ。

 なかなかスタイリッシュ(笑)で気にいってます。
 神社では嫁の嫁氏ご一家との再会、ご当地ガイドなタクシーの運ちゃんとの出会い、大野屋から借りたARマーカー持参の彼氏など、ここでもイベントは盛りだくさんでした。
 神様、境内を騒がせまして申し訳ありませんでした。(*2)
 とりあえず神様及び関係者、現地で出会ったラブプラスト諸氏にこの場を借りて一言申し上げておきます。

 大体こんな所でさらば熱海、その勢いでカモフラージュ用に静岡ガンダムを見に行って夏の旅行は終了でした。

 今やらないと後悔する。その思いで散々馬鹿をやった夏休みでした。
 何年かして、これが笑い話にできたらなと思います

*1 巨大カノジョのマーカーがあってそこでは上を覗き込みの写真を撮るのがデフォだった。
*2 マーカー設置していなかったのはそれが理由ではないかと。

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