ひとり旅、幕末から明治そして特攻隊

新しい職場が決まりました。同業者の会社へ就職することになりましたが、賛否両論。
何が正義かわかりませんが、自分を信じることにしました。

５カ月の休養、自分が疲弊して元に戻るまでこんなに時間が掛かってしまった。
でも・・とってもいい時間になったような気がします。
元自衛官として訪れてみたかった知覧特攻平和会館と日本の近代史の本を読み、大政奉還、明治維新、西南戦争・・ブームは過ぎているが、偉人たちに会いたくなり、そうだ鹿児島へ行こう！！


自宅から車で空港へ、時間のロスなく鹿児島便へ乗り到着！！
（一人旅の方と話を交わしたが、その方の便は午前中鹿児島空港が閉鎖になったため４時間遅れで到着したそうだ。）

なんて贅沢！　こんなことができる時代が来るとは、思わなかった。

鹿児島空港から鹿児島中央駅までバスで向かう。
一日目
鹿児島中央駅　→　維新ふるさと館　→散策→　川久で黒豚とんかつ　→　デザートむじゃきで白熊　→　ホテル
宿泊：ＪＲ九州鹿児島ホテル（女性専用ルーム）鹿児島中央駅改札口付近に入口があり、移動が便利でした。
「一人で泊まるのは怖いんです。」という年齢ではありませんが、とっても安心して就寝できましたよ。

二日目
朝一からレンタサイクルかごりんで鹿児島中央駅スタートし、西郷さんの銅像目指して走りました。
鹿児島港や天文館通り、パース通、ナポリ通りとりあえず通過しました。

桜島の雄大さに感激をし、異人館での展示を思い出しながらワクワク鹿児島の風を楽しみました。

　　

今回の旅行の第一目的は、知覧へ行くことでした。鹿児島中央駅から知覧行の路線バスがでており、知覧へ向かいました。
知覧で下車、知覧の風を感じたくて特攻平和会館まで歩きました。
歳には勝てません・・(´；ω；`)ｳｩｩ　スーツケースを引きながら汗だくです(笑)
慰霊の灯篭を眺めながら思いを馳せる。目的地特攻平和会館が見えてくると高揚するのを感じます。
昨夜、永遠のゼロを鑑賞したためか・・館内どの展示を見ても涙が止まりません。
戦争のむなしさ・・今私がこうして日常を送れていることにありがたさ、
私も若かりし頃、国民の生命と財産を守りたい、と真面目に思って自衛官になりました。
いざという時は、志を遂げようと　館内の展示や映像を観て今一度平和について考えてみました。
現在の世界情勢を鑑みると　国　とは何ぞや・・難しい。
守るとは・・正義とは・・　答えはでません。
最近の報道をみると　不安に　なることばかりです。　職業政治家という方達にお任せしてよいのだろうか。
もっともっと国民一人一人が、考え、声をあげていかなければならないと感じました。

便が少ない路線バス、もう少し滞在したかったのですが知覧を離れ指宿へ
宿は、白水館。砂むし風呂と温泉、懐石料理と芋焼酎森伊蔵でご褒美を頂きました。
みんなに感謝をしたくなりました。

三日目　
白水館を宿泊に選んだ理由の一つ、薩摩伝承館を拝観したかったのです。
白水館の創業者さんがヨーロッパへ渡った薩摩焼を収集された美術館です。
展示品ひとつひとつに薩摩藩のすごさが感じられます。
・生麦事件で薩摩藩はイギリスと関わり近代化へと進んでいった。
・朝鮮より連れてこられた陶工達、ここにも歴史がある。
・１５代沈壽官の作の金箔の壁は、眩かった。
素晴らしい貯蔵品ばかりで心が豊かになりました。

白水館を後に指宿駅へ　「特急指宿玉手箱２号」へ乗車、鹿児島中央駅へ向かいました。

　　　　

時間がもっともっと欲しかった！！
霧島へも桜島へも行きたかった。
今思えば・・弟が鹿児島・霧島に在住している時に行けばよかった。

さぁ！！明日からまた頑張ろう！
鹿児島！元気をありがとう(^_-)-☆