私は歩き回る家から遠くへ ひたすら歩く 電車に乗って 知らない土地を 知らない街を 異邦人のように歩くしかし 私の心は引きこもる 心の扉を閉めきって鍵をかけ そして知らない街をうろつく 籠に乗って小さな窓から景色を眺めるように 私の体は私の心を乗せて サイレントな映像を瞳に焼き付ける旅は続く