迷走する枕茶屋

あんびばれんつ ほーるど



私の心にひっそりと根付く蟠りは その存在を消すことに必死だ

好意と嫌悪を同時に持つことに 不毛の葛藤が繰り返される

相反する二つの感情が激しくぶつかり合う それが愛と憎悪なら 

そのままで抱きしめて 飴のようにドロドロに溶け合って

ひと塊りになって憎しみごと飲み込んであげるのに

そうでなければ… 

禍々しい快楽の煉獄に落ちるであろう 






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