Kojin's Doing Nothing Days

正月に姉襲来! 

長女の文子(あやこ)とは出来るならあまり関わりたくない人の一人だ。なぜかと言うと、無責任でいい加減だからだ。 自分が悪くても反省など一切しないし、言い訳ばかりで何でもかんでもすぐ人のせいにする。 基本的に人の話は聞かないのである。 でも最近、私が入院(と言ってももう2年前の話だが)していたことを知ったからか、ちょくちょく私に接近してくるのだ。体のことを心配してるフリをしながら、実家の土地の権利の話をさりげなくしてくる。 なるほどね…   姉の企みをすぐに理解した。 そういうことでもない限り、たとえ弟でも心配なんて絶対しない人だ。 自分のこと以外は、たとえ親でも無視をする冷酷さを持っている。 そんな姉が正月にやってきて、「あんた正月くらい、おせちとかおもち(雑煮)くらい食べなさいよ」と言って、佃煮やらニンニク入り梅干しやら塩分が高そうなものばかり持ってきた。 私に食事制限がある事は何度も説明したにもかかわらず、食べられそうもなものを平気で持ってくる。これ悪いけど食べられないから持って帰ってと言うと、姉は「なんでよ!」と言ってすぐ怒る。 この人は自分が良かれと思ってやったことにケチをつけられたりダメ出しされるとすぐキレるのだ。  あ〜また始まった… やれやれと思いつつも、また同じ説明をする。 これで3回目だ。 それでも姉は納得はしていない様子で、じゃあ餅くらいは食べれるでしょ。と言って大量のお餅を置いて行こうとしたので私は姉に、沢山あっても食べ切れないので一人分だけ置いてってと言った。じゃあお餅ここに置いてくからね。 と言ってふてくされながらドアをバーンと閉めて出て行った。 やれやれ…  姉が私のところに持ってくるのは、どうせ余り物で持て余してるか、いらなくなって処分したいものしか持ってこない。 昔からそうだ。 姉が完全に出て行ったのを確認してから、私は台所のテーブルの上を見てみると、サトウの切り餅が一個、ポツンと置いてあった。  一個・・・・・・・・・・・ あの人の一人分は一個なのか。 私は2〜3個のつもりだったが、まさかの一個とは。 以前に、スリッパ余ってるからアンタいる? って聞いてきたので、いると答えたら、8足も持ってきた。家のスリッパを新しいのに買い換えたから、今までの古いスリッパを全部私に押し付けようとしたのだ。 あんたバカか!? 俺は一人暮らしなのにこんなにスリッパいらね〜よ!(しかも使い古しだし)と言ってケンカをした事がある。 今までこの女と意思の疎通が取れた試しが無い。  まぁ こんなのはまだ笑い話ですむ方だ。 いつだったか、乳製品アレルギーの子供にチョコレートを食べさせようとした事もあった。 しかもその事は知らなかったから、自分は何一つ悪く無いと逆ギレする始末。 この人は食べ物アレルギーを、ただ皮膚が痒くなるだけだと思っていたのだ。 下手したら殺人だ。 恐ろしいくらいの非常識っぷりである。 それでも反省など一切せず、毎日を能天気に生きている。 
これで私がこの女と関わりたく無いと言う気持ちが3割くらいは理解できたであろう。

 
その後3時のおやつに、四つ切りの小さいお餅を一個 焼いて食べた。 
うん、やっぱ餅はうまい!


近所にある像。 腹が立つとこの像を見にくる。 なんか癒されるのだ。

コメント一覧

ocyamakura35
でしょ。 ふくよかな女性(子供?)が、考え事してたらいつの間にかウトウトと寝ちゃった… みたいな感じで、寝顔が幸せそうなのです。 ここを通るといつも立ち止まって見てしまいます。 最近ちょっと汚れてきてるけど…
herbtea18
近くに怒りを鎮めてくれる像があってよかったですね! 確かに癒されます・・・ 
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