彼女は息を吹きかけるように嘘をつく
自分を甘やかす保身の為か
他人を動かす快楽の為か
さぞかし気分が良い事だろう
彼女に発する色はどうだろう
真っ赤なのか 真っ黒なのか
はたまた混色のブラウンなのか
偽らないと真直ぐ歩けないのは わたしと同じだ
他に構ってくれる人がいないなら
君の戯言に付き合ってあげよう
毒を吐きながらも 意外と素直に 汪 と鳴く
そん君に前脚で遊具の如く転がされるのは
案外 嫌じゃない むしろ心が綻ぶのだ
あなたは二枚舌では無いが シッポは2本あるらしい
頼むから お土産に温泉の素を沢山持って来るのやめてくれないかな…
私 シャワー派だから