相模原市市役所さくら通りの両側にひっそりと佇む赤と青の2体のモニュメント。
実はあの岡本太郎氏の作品「呼ぶ 赤い手・青い手」だ。 昭和57年(1982年)に西門商店街が岡本氏に依頼したもので、約3800万円をかけて設置された。
赤と青の手が一組になった作品は「宇宙をつかみ、客を呼ぶ」との意味が込められている
これが出来た時には、なんか変な物できたな〜…くらいにしか思ってなかった。 これがあの爆発芸術家の作品だとわかったのはだいぶ後のことだった。
赤い方はそうでもないが、青い方はだいぶ汚れや傷みが目立つ。
2009年に商店街から相模原市へ寄贈されたので、市が修復を試みたが費用が高くつくということで、修復が後回しにされた。 2011年に像の修復費用を集めようと、住民がチャリティーイベントを開いたらしいが… 思うように寄付金が集まらなかったのか、今もこんな感じです。
同じ相模原市民でもこれが岡本太郎作だと知らない人が半数以上です。 世界のオカモト作品がそんな扱いでいいんでしょうかね。。。。
これが西門商店街
子供の頃、2キロ近くもある距離を、よく母親と一緒にこの西門商店街に買い物に来たものだ。 当時の幼稚園児は4〜5キロは平気で歩く。 相模原を代表する食の門も半世紀も過ぎると、かつての活気は衰え、シャター街となりつつある
2013年に瑛太と松田龍平主演によるドラマ「まほろ駅前番外地」のオープニングにこの商店街が使われた。
このオープニングは逆回しが面白いのだ。
この時期は精力的にドラマのロケ地や散歩番組とかにアピールしていた。
キムタクの「HERO」の2期(第8話)に相模原市役所が城北警察署として使われた。すぐ近くに相模原警察署があるのにね(笑) その他、「ちい散歩」や「モヤモヤさまぁ〜ず2」にも相模原の回があった。
細々とリノベーションも行われているみたい。
かつての賑わいを取り戻す日は来るのか・・・・ がんばれ西門商店街。