迷走する枕茶屋

相棒のいない日々




青春時代を共に過ごししてきた愛用のコーヒーカップを、先週落として割ってしまった。

そのカップは変わった形をしていて、4本の短い足と愛嬌のある顔がついているのだ。

まるでロバをかわいくデフォルメしようなカップである。

新宿のどこかのブティックで、そいつと目と目が合い、一目惚れで購入した。

それ以来20年以上の付き合いである。

仕事をしている時は、いつもおいしいコーヒーをお腹に入れて、机の右側にちょこんと座っていてくれてた。

そいつがもういないのだ。 なんか 仕事の相棒を失ったような淋しさに似た感情が残る。

昨日、100円ショップで代わりのコーヒーカップを買ってきたが、、、、、

やはりヤツの存在感にはかなわないなぁ。。。

いつか 新しい相棒をちゃんと探しに行くとしよう。









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