今年のバレンタイン商戦で、チョコレートの使用量を抑えたお菓子の存在感が増している。バレンタイン需要としてスイーツ全般の人気が高まっていることが理由だが、カカオ豆の不作と価格高騰も背景にある。百貨店は菓子メーカーの危機感を受け、焼き菓子や代替チョコを投入し催事を盛り上げている。 高島屋大阪店は、チョコを使ったパンやかき氷、焼き菓子などを商品全体の4分の1にした。「チョコレート」以外を例年より増やすことで価格を気にせず楽しんでもらえるよう工夫した。 あべのハルカスに入る近鉄百貨店本店は、クッキーやケーキの他、キャラメルを主役にした商品の展開を強化。カカオ豆の代替品として注目されるマメ科植物「キャロブ」を使った板チョコも販売する。 カカオ豆は不作の影響で供給量の減少が続く。今年の商品数への影響は限定的だが、近鉄百貨店にはメーカーから「来年はさらに厳しいかもしれない」との声が寄せられたという。 近鉄百貨店の催事担当は見た目や食感、風味がチョコレートに似たカカオ不使用のスイーツ開発にも着手した。 (共同通信) |
カカオ豆不足も地球温暖化による異常気象でしょう。
地球温暖化による異常気象、多方面で影響してきています。
日本も四季ではなく、夏と冬の二季になりつつあります。
このうち桜も見ることが出来なくなるかも。