批判が殺到している自民党の裏金問題で、派閥からキックバック(還流)された金について、自民党が調査報告書で「還付金」と表現していることに、ネット上では怒りが爆発している。 自民党は15日、安倍派や二階派の議員ら計91人に聞き取り調査した報告書を発表。派閥のパーティー券販売でノルマ超過分が派閥からキックバックされたものを「還付方式」、ノルマ分超過分を中抜きしたものを「留保方式」と表現している。 NHKも同日のネット上のニュースに「自民 聴き取り結果”還付総額 おととしまでで5億7949万円に”」というタイトルでこの問題を報じたため騒ぎは拡大。X(旧ツイッター)では「『還付』はないだろう。これではことの本質は伝わらない」「還付金って、まるで払い過ぎた税金が返ってくるかのような表現ですね」「新手の還付金詐欺集団じゃん」「むしろ払いすぎでなく『脱税』してますよね?」と怒りの声が続々と上がる事態となっている。 ジャーナリスト青木理さんも、18日放送のTBS系番組「サンデーモーニング」でこの問題に言及。「今回の自民党の調査報告書でキックバックされた、僕らが『裏金』と言っているのを何て書いているかご存じですか」「『還付金』『留保金』という認識を見ると党全体で反省していないんじゃないかと思われちゃいますよね」などと苦言を呈した。 デジタル大辞泉(小学館)には「還付金」について「納付・徴収された税金に納め過ぎ・減免などがあった場合に、納税者に返される金銭」と記されている。(中日スポーツ) |
結局、自民党の方々は罪の意識は無いのでしょうね。