キヤノンは7日、前消費者庁長官の伊藤明子氏(61)を取締役候補者に選んだと発表した。キヤノンの取締役に女性が就くのは初めて。来年3月の定時株主総会を経て就任する。同社は、女性取締役がいないことで御手洗冨士夫会長兼社長の再任議案が今年3月の株主総会で否決寸前に追い込まれるなど、機関投資家などから厳しい視線を浴びていた。 キヤノンは伊藤氏の選任について「長年、行政に携わった幅広い見識を基に、経営に助言していただきたい」と説明している。 伊藤氏は1984年に建設省(現国交省)に入省、2017年に国交省初の女性局長として住宅局長に就いた。19年から22年まで消費者庁長官を務めた。(共同通信) |
とりあえず女性の取締役を!という事で天下りのような人事ですね。
御手洗さんは長過ぎの感があります。