節分の日の「恵方巻き」の話…

いまでは日本の古い昔からの
習慣と思い込んだ人たちによって
「国民行事」のようになってしまった
「節分の日の恵方巻き」


節分の日にその年の恵方と称する方角を向いて
無言でもぐもぐと巻き寿司一本を丸かじりする…



海苔と寿司の消費量が激減したことに
危機感を持った大阪の業界人が考え出し、
大阪のテレビ局を巻き込んで作り出したものです。



バレンタインのチョコや母の日のカーネーション、
大晦日の年越しそばや節分の豆などなど…
昔からの習慣があったことにしようではないかと
はじまったものである。
「その当時、ニュースかなんかで放送されているものを自分も見たが…」(笑)


毎年、節分の日のテレビ放映をすることにより
「そういう習慣があったんだ」と思わされて
今ではすっかり国民行事になった。


正月の終わりの頃にはコンビニなどでは
チラシにのぼりにとPRがばんばんと…
「２月３日、自分も巻き寿司食べるんだろうなあ」