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職場の事務所 、窓際に見知らぬ木の実がなっていました。
小さな鈴が下がったような木の実です、 葉にはミノムシもたくさん下がって、葉っぱは、ざんばら状態です。 そこによくヤマガラがやって来ています、と言うか来ていました。
仕事中なので鳴き声は聞くものの観察や、ましてやカメラを構えるなど出来ません。
休日にカメラを持って撮影しようと先週昼休みに観察して見ました。
するとあれだけなっていた木の実は一個も残っていません、そういえば先週あたりからヤマガラの鳴き声も聞こえなくなっていました。
ミノムシを狙って来ているとばかり思っていました。
もう少し早く行動しておけばと・・・・・後悔です。 調べてみるとエゴノキの様です。ヤマガラの好物らしいのです。
エゴノキの実には硬い殻にサポニンという毒素が含まれているようで、ヤマガラ以外の鳥たちは敬遠するようです。 ヤマガラはこの硬い殻を器用に突いて中の種子を食べるようです、
寒い冬の餌不足に備え一部は貯蔵もするようです。
エゴノキはこの硬い殻がある状態より殻を剥いだ状態が格段に発芽率が上がるようで、ヤマガラに殻を履いでもらい貯蔵した種が忘れられ発芽する率の方を高いと踏んだのでしょうね。
バードウォッチヤーとしてこんなこともしらなかったの?と言われそうですがここにも共存の面白い
関係がありました。来年の秋の楽しみにします・・・・・
写真は以前撮ったヤマガラさんです。