like an empty dream

2015-01-26 | fishing or fish
深夜にジャンク品で古い色褪せたオリムピックのリールを青く塗って飾った。

朝焼けの頃にはルアーを撃ちに出掛けた。

戻ってから朝の報道番組をみた。知人や身内が不治の病に侵され過酷な治療に挑むとか、災害に巻き込まれ詳細不明とかと同じように一縷の希望をみいだしつつ痛烈な不安に駆られる・・。
違うのは敵視する相手が人ということ・・。
いたたまれなくなって、それでも情報を欲する自分がいて、再び港へふらりと出向き釣り糸を垂らし居座った。
知人が3人も別々にやってきて足を止め、互いに近況を話したり、気付けば三日月が浮かびあがりパーカーを被っても風が冷たい。

ひとへに風の前の塵のごとし。

遠くの異朝をとぶらえば・・近くの本朝をうかがふに・・伝え承るこそ、心も詩も及ばれね。
諸行無常の響きあり・・。
流刑島でみる沙羅双樹の花の色、醜い争いなど即座に色褪せて歴史資料館にでも収監されろ。

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