日々の思い

日常の出来事、思いを書き続けて、自分を見つめて行きたいと思っています。

善人と悪人

2012-07-15 14:26:48 | 日記
私は、自分でしたいと思う善を行わないで、かえって、したくない悪を行っています。(ローマ人への手紙7章19節)

今日は病気の方へ訪問する為、少し歩いても汗がボタボタ。日本の湿気も梅雨後期の大雨には各地で被害も甚大で参りますね。

ある本に聖書にイエス様が当時、罪深い者とされていた取税人であるレビと食事をされ、善人とされていた律法学者に「イエスは罪人の取税人と食事をしている!」と批判された。
そしてレビは救われ、罪を悔いイエスに従う者となった。

私は学生時代というか出身校は本願寺系の仏教の学校で、週1度仏教の授業があり、高校3年に親鸞聖人の「歎異抄」を習った。そこで悪人ならこそ救われる。また南無阿弥陀仏を唱えれば極楽へ行ける、と言われ、そんな位で行けるものか!と思い、全く信じられなかった。

聖書を学ぶ内、善人も悪人も同じであり、区別出来ないものだと解りました。人はつい自分は悪い事はしてない、と思い込み、「あの人は、、、」と見降してしまう。この世の権力者は、自分こそ正しく立派だ、と貧しい人や、仕事においても差別する。この世に善人は一人もいない。

空海も中国で聖書の影響を受け、救いの為、阿弥陀菩薩を作った。何らかの影響でしょうが、親鸞上人は凄い人だな、と思う。そこまで悟りを開いたのですから。この世は悪人(罪人)しかいないです。唯罪を悔いないでイエスを信じないで、極楽(天国)はとても行けない!

当時の律法学者やパリサイ人(権力者)は私は貪欲でなく、不正はなく、姦淫はせず、献金も捧げてます。取税人の様な罪人ではないです、という。取税人は、神様私の罪を御赦し下さい。と胸を打ちながら言った。義とされたのは取税人でした。