マンション管理組合にとって
大規模修繕工事はどこに頼むのでしょうか。またどのような方法を選択
しているのでしょうか。
今日は別の見方(プロ側)での話を書きましょう。
あまりお勧めのできないパターンの設計事務所の話です。
しかし、誤解をしてはいけません。いい設計事務所も沢山あるし、
実際その事務所も沢山活躍しているのを知っております。
今回はあくまで悪いパターンの話です。
この事を認識してブログを見て下さい。
管理組合が大規模修繕工事を依頼するのに第一番目に多いのが管理
会社と書きました。
その管理会社があてにならないとき自分達で設計事務所を探してき
ます。人図手の評判からの選択、でも一番オーソドックスな
パターンはネット検索で実績のある設計事務所を選択するパターです。
これが管理会社の次に多い第二のパターンです。
これは目のつけどころが素晴らしいです。ネットで探しあてた時には
思わず、実績、経験スタッフの充実さ、どれをとっても素晴らしい感じ
に感じで、この会社に依頼しようと思いまた、だれも反対はしないで
しょう。
しかし、この事に大きな落とし穴が有る事に誰も気づかないでしょう。
私自身があっちこっちのマンション管理組合に顔をだすようになり、
自分でも、それをまのあたりに実感をしたからこそこのことを書ける
のです。
この手の設計監理事務所は早くから先見の目を持って大規模修繕工事に
狙いをを定めていたので、その点は経営的センス抜群の会社です。
またマンション管理士が管理適正化法でできる前からがんばっている
事務所でもあります。
このような設計事務所は、二パターンがあります。
一つは設計仕様をきっちり書く会社、二つ目はおおざっぱに書く会社。
二つ目は責任を回避する手段に活用のパターンです。
しかし、設計仕様を立派に書いたところ大規模修繕工事は工事する
内容が我々プロにとっては図面はさほど必要とはしません。
図面はあくまで共通の認識と同じ土俵での戦いの証でもあります。
主としてやる内容は外壁塗装、外壁タイルの補修、鉄部塗装、防水修理
またはやり替えが大きいところで、一回目の大規模は防水は補修工事
でほとんどのマンションは間に合います。
お金を持っているマンションは口車にのり早めに全面補修をしてしま
います。
まだ充分着れるカシミヤのコートを新しく買い替えるようなものです。
さて理事会及び修繕委員会で設計事務所から5社入れて競争入札しま
しょうと提案されました。
5社もいれてもらえるのでは沢山で、これ以上入れても意味がないと
感じます。ちなみに理事があと一社いれて頂けるか質問しました。
快く事務所は承諾をします。
仕事は明るいし丁寧だし、ますますの信頼も獲得をしました。
予定通り5社の見積もりがそろい修繕委員会に設計事務所が届けました。
さて皆で審議が始まります。
この続きは長くなるので次回にさせてください。
今日は大規模修繕工事の実態その2としておきます。
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