マンションの設備と管理

大規模修繕やマンションの設備管理や日常の出来事にかかわる事柄をつれづれなるままに、綴るブログです。

中古マンション購入法

2012-07-11 10:52:00 | くらし、住宅、マンション、建築
中古マンション購入法

先日、中古マンションの購入相談を受けました。最近は中古マンション
購入の相談も多くなってきたように思います。
中古マンションの購入には二つの点を考慮することがあります。
一つ目は昭和56年以前の建築マンションか、
もう一つは昭和56年以後の確認申請がおりたマンションであるかです。
ここはものすごく重要で、56年以後の完成であっても、耐震の法律が改正
させる前であれば地震に対して弱い建物だということです。
もう別のサイドから私は考慮しております。
皆様もそうでしょうが、中古マンションの購入にあたっては永住を希望する方は
場所とか、金額等にこだわる方がほとんどで、短い期間の方は片手間の居住で、
10年以内に手放す方が多いようです。
ここが考えどきです。・・・・・・・・・・・・・何故か・・・・・・・・・・・
昭和56年以前のマンションは8年位で原価償却を考えたほうがいいのです。
仮に1000万で購入したとすると。
近隣の家賃は75,000円とします。一年で900、000円10年で9,000,000
万円まだ1、000,000円残っておりますが、恐らく売値は3,000,000円位に下がります。
この間大きな地震で建物が半崩壊等のアクシデントが起きたら、・・・・・・・・・・・・・
それを考えると築40年の建物は8年くらいで原価償却するのがいいと、思います。
後は場所と、借りての需要が多いところを選定するべきです。
きょうの講義はここまでです。
この次は新耐震基準以後の建物をお話します。
お疲れさまでした。


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