旺生のラクガキ。。。
初めて訪問された方は
コチラ→らんまりのラクガキ。。。説明書
【病名】
【内服薬種類】
【手術歴・治療経過】
詳しい内容はママンのラクガキ。。。
【発達障害関連】
詳しい内容はママンのラクガキ。。。Ⅱ
【製作・アプローチ関連】⇒☆click☆
【教材製作】小学1年生用⇒☆click☆
小学2年生用⇒☆click☆
【成長の記録】⇒☆click☆
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すごくきついときは
まるで海でおぼれている気分。
怖くて目をつむれば真っ暗で
足が届くかと思っていたらいつの間にか沖に流され
足が届かないことで底なしの恐怖をおぼえる。
海に引きずりこまれる感覚。
自分の意思に逆らい
まだ来てもない未来を恐れ息ができない怖さ。
旺ちゃんの体調は海のように
ちょっと良くなったと喜ぶのも束の間
すぐに表情をかえる。
いい状態が保てればいいな。
桜が咲く頃
腹をくくると同時にジタバタするのをやめた。
大きく息を吸い込む。
目を開けたら太陽の光が水面に反射してキラキラと光っていた。
力を抜くと体は浮き楽になった。
自ら海へ潜ると綺麗だった。
酸素のうすい世界。
そこには知らない世界が広がっていた。
まるで竜宮城。
時がゆっくりと流れるせいか
旺ちゃんの成長は遅い。
外の世界にいる子どもたちは
いつの間にか大きくなっている。
知らなくてもいい世界かもしれない。
でも私と旺ちゃんは陸だけでは生きられない。
生まれる前から決まっていたこと。
知らなくてもいい世界で生きていかねばならぬ以上
生まれてきた理由を見いだし
見落としていた幸せを感じる目を養う。
それは知らなくていい世界で生きる上で最大の
精一杯の強がりかもしれない。
それでもそこで幸せを感じることができるのなら
それでいい。
ときどき陸へ上がると
手を繋いでいつも一緒にいる親子たちを目にする。
私はひとりぼっち。
それがつらい時期もあったけど
今は場所はどこであれ
旺ちゃんがいてくれることに幸せを感じていて
ひとりぼっちだとは思わなくなった。
寧ろ以前より子どもが可愛くて仕方ない。
ただ
健康という『浜辺』は私の絶対的な憧れ。
だからこそ永遠にそこは愛に溢れ輝いていてほしい。
取引。でも書いたように
旺ちゃんが穏やかに過ごせるのなら
私はどんな取引だってしよう。
声を 髪をと差し出す人魚のように。
うちの王子は
自分を大切に想ってくれている人がわからない程
やわじゃない。
おぼっちゃまじゃない。
甘い世界で生きていない。
目は心の鏡。
旺ちゃんの瞳はただの飾りなんかじゃない。
旺ちゃんの瞳はふし穴じゃない。
偽りの優しさなど通用しない世界で生きてきたのだから。
この大きく澄んだ瞳は
自分を大切に想ってくれている人を映し出すために輝いている。
息継ぎのコツさえ掴めば
こんなにも綺麗で優しい世界の中で
幸せを噛みしめて笑顔で生きていける。
たとえそれが最大の強がりであっても。
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