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記憶力がアップする畳の使い方!

2011年11月23日 | 畳(たたみ)
畳表の材料にはイ草という草が使われています。学術的には「イ」ですが「イ」だけでは
何のことか分からないので、一般にはイ草と呼ばれています。

イ草は日本各地の湿地(田)で育てることができますが、現在では国産イ草のほとんどが
熊本県で作られています。

刈り取ったイ草



このイ草が20年ほど前に食品として商品化されましたが、あまり一般に知られることは
ありませんでした。

食べるイ草通販専門店→http://e-igusa.com/

しかし数年前に北九州市立大学の森田洋 准教授がイ草にはバニリン(バニラエッセンス)や樹木と同じフィトンチッドなどの芳香成分が含まれていることを発見しました。

これらの芳香成分と畳表の色や感触がリラックス効果をもたらし、集中力・記憶力がアップすることをいろいろな実験によって証明しました。

森田洋 准教授プロフィール
http://www.kitakyu-u.ac.jp/env/subject/d-life/Hiroshi_Morita/index.html

その他にも大腸菌O-157や白癬菌(水虫)などに対する抗菌効果やイ草の食物繊維を
摂ることによる排便回数の増加、ウエストサイズの減少などが確認されています。
(イ草は平安時代から薬草として使われていました)

TBS系で11月22日放送の 「教科書にのせたい!」 は
「年齢は関係ない!記憶力がアップする脳の使い方」 を紹介。

http://www.tbs.co.jp/kyoukasho-nosetai/thisweek.html

出演者の色々な記憶力アップの方法が紹介されていましたが、その中の澤口俊之先生の
発言を紹介します。

「受験生には畳がいいでしょ!イ草の香りの中のバニリンやフィトンチッドには記憶を定着
させる働きがあるんですよ」

画面にはミニ畳を抱えて歩いている受験生や、イスの上にミニ畳を座布団のように
敷いて勉強している姿のアニメが。



すると伊集院 静さんが
「じゃー受験生はイ草で作ったペンケースなんか、いいんじゃないですかね」

続いて女性コメンテーターが
「視覚情報的にも中間色の畳って、とってもいいんですよー」 とのお言葉。

最後に澤口先生の
「いい香りの部屋でよく寝ることで、記憶がしっかりと整理され長期記憶へと結びつくのです」

というお話でこの番組は終わりました。
                                                        
記憶力をさらに高めたいと感じている方は、是非この方法を試してみてはいかがでしょうか。

畳について詳しくはこちら→http://www.mi-mat.com/






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