白山ヴィレッジ (ゴルフ場) に畳を納めたあと、そのまま津市の半田というところに行って
きました。そこでは、戦前から研磨剤の原料である 「磨き砂」 を採掘しています。
鉱山というと山の中と想われがちですが、意外にも住宅や田畑近くの雑木林の中にあり、
県道からは乾燥させているでっかいプリンのような「磨き砂」が見えます。
この横に事務所や製造設備があり、その奥が露天掘りしている現場です。
ここで 「磨き砂」 を製造販売している堀川さんに教えてもらって、中勢バイパス(国道23号バイパス)予定地に残っている「磨き砂」を手掘りしたトンネルを見てきました。
写真左下のフェンスで塞がれた等間隔の穴が採掘跡。(中勢バイパス工事現場)
半田の特産で 伊勢砂・半田砂 とも呼ばれた「磨き砂」採掘も現在では数ヶ所を残すのみで、ここもまもなく道路の下になってしまうそうです。
その前に写真を撮っておこうと思い、半ば埋められたトンネルをのぞいて見ると、トンネルの下半分は流れ込んだ水や泥が溜まっています。
奥のほうに幾つもつながった横穴は見えますが、その先は崩れているのか見ることはできませんでした。
以前は高さ2メートル以上のトンネルの入り口が幾つもあったそうですが、崩れる危険があるため、ほとんど埋められたか入り口が塞がれています。
しかし半田地内には、まだ20km以上のトンネルがクモの巣のように広がっているという話もあり、、この近くの新興住宅地ではトンネルが崩落して家が傾いたり、道路の陥没という事も起こっているそうです。(近鉄線より西側が危ないらしい)
戦時中は空襲から逃れる為、この中にゼロ戦の部品(プロペラ)の工場があったそうです。
似たようなトンネルが三重県亀山市関町の観音山公園にもあります。
ここは鈴鹿海軍工廠が掘った地下軍需工場跡です。
この元軍用道路の両側にトンネルが掘られています。
トンネルの入り口は鉄格子や木格子で塞がれています。
中はコンクリートが崩れていて入るのは危険ですが、空き缶や足跡もありました。
終戦から70年、存在を知っている地元の人にも、ただの防空壕だと思われているようです。
おはぎはミタ! 「磨洞温泉 洞窟に隠された地底の楽園」 に続く
きました。そこでは、戦前から研磨剤の原料である 「磨き砂」 を採掘しています。
鉱山というと山の中と想われがちですが、意外にも住宅や田畑近くの雑木林の中にあり、
県道からは乾燥させているでっかいプリンのような「磨き砂」が見えます。
この横に事務所や製造設備があり、その奥が露天掘りしている現場です。
ここで 「磨き砂」 を製造販売している堀川さんに教えてもらって、中勢バイパス(国道23号バイパス)予定地に残っている「磨き砂」を手掘りしたトンネルを見てきました。
写真左下のフェンスで塞がれた等間隔の穴が採掘跡。(中勢バイパス工事現場)
半田の特産で 伊勢砂・半田砂 とも呼ばれた「磨き砂」採掘も現在では数ヶ所を残すのみで、ここもまもなく道路の下になってしまうそうです。
その前に写真を撮っておこうと思い、半ば埋められたトンネルをのぞいて見ると、トンネルの下半分は流れ込んだ水や泥が溜まっています。
奥のほうに幾つもつながった横穴は見えますが、その先は崩れているのか見ることはできませんでした。
以前は高さ2メートル以上のトンネルの入り口が幾つもあったそうですが、崩れる危険があるため、ほとんど埋められたか入り口が塞がれています。
しかし半田地内には、まだ20km以上のトンネルがクモの巣のように広がっているという話もあり、、この近くの新興住宅地ではトンネルが崩落して家が傾いたり、道路の陥没という事も起こっているそうです。(近鉄線より西側が危ないらしい)
戦時中は空襲から逃れる為、この中にゼロ戦の部品(プロペラ)の工場があったそうです。
似たようなトンネルが三重県亀山市関町の観音山公園にもあります。
ここは鈴鹿海軍工廠が掘った地下軍需工場跡です。
この元軍用道路の両側にトンネルが掘られています。
トンネルの入り口は鉄格子や木格子で塞がれています。
中はコンクリートが崩れていて入るのは危険ですが、空き缶や足跡もありました。
終戦から70年、存在を知っている地元の人にも、ただの防空壕だと思われているようです。
おはぎはミタ! 「磨洞温泉 洞窟に隠された地底の楽園」 に続く