さかのぼり投稿第10弾!!
内陸の山は雪に閉ざされ、夏靴で登れる山がいよいよなくなってきました。今回からしばらくは遠距離の沿岸方面に出張か~。で、まずは陸前高田のシンボル氷上山を目指します。一番近い玉ノ湯登山口まで約1時間30分のロングドライブ。国道からの入口さえ見失わなければ問題なく登山口までたどり着けます。天気は上々。さっそく行きますか!
■記録
玉山コース登山口付近の玉ノ湯温泉施設。登山口すぐ脇に駐車スペースもあり今回一番のり!
最初はこのような伐採跡のがれ場を進んでいく。山頂も見え遠望は効くが、少々殺風景
何本か林道を横切りると、程なく本格的な登山道が現れる。最初のうちはこんな感じの鬱蒼とした杉林。一本杉の巨木を通り、斜面を巻くような道を行く
何合目に当たるのか、このような水場があった。水は凍っていて今の時期は無理。ここまで大体25分くらい。ここを過ぎると雑木に変わり、落葉により辺りは明るくなる
・・・中略・・・尾根に出て更に30分ほど進み、急登の祠を過ぎれば、突然にして目の前が開ける
ここは祈祷ヶ原と呼ばれる場所で、非常に眺めがよい地点。眼下に高田湾が広がる。夏場は登山者も多く、市民の憩いの場となっているそうだ
でもここは頂上ではない。もうひと登り必要。雪の重みでたわんだ枝を払いながら進む。倒木を潜る度に背中に雪が入る。はっけ
頂上見えた!結構長い道のりだったような気がする。雪のせいか?
三角点。最後の方は30cm位は積もっていた
・・・にしてもいい眺め!およそ全方位の大展望だ。これはお隣の五葉山方面。頂上は残念ながら望めないが、大きい山だ
休憩は登る途中にあった大きな岩の上ということで、すぐに下山開始。これがその大岩からのショット。復興されていく高田の町が詳細に見える。なるほど、あの奥の山を削り出し、何機も連なる巨大ベルトコンベアで土を運んでいるんだな・・・。「最後の一本松」も目視できた
祈祷ヶ原に戻ってきた。誰もいない。こんないい天気なのに誰も登ってこないのかな?確認できるのは、雪と青空と避難小屋と縦横無尽についている獣の足跡だけだった
結局全く一人の山行であったが、静かな山を楽しめた。さて、温泉にでも入って帰るか
■タイム
08:32 玉山温泉登山口出発
08:56 水場通過
09:10 五合目通過
09:40 祈祷ヶ原
09:46 眺望のいい大岩通過
10:00 山頂
10:10 下山開始
10:25 大岩で休憩
10:38 祈祷ヶ原
11:04 登山口到着
※登り 1時間28分、下り 56分
■GPSログ(距離:7.4km、高度の上昇/下降:593m/-593m)
■勝手に難易度指数:19points
■感想・反省等
・すばらしく眺望のいい山だった
・復興の街陸前高田にふさわしいシンボルだなと感じた
・尾根に出てから雪が深くなったため、ラッセルとまではいかないが山頂までは長く感じた
・危険箇所はなし。ファミリーでも安心して行ける山
・玉の湯温泉で大分ゆっくりできた
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