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登山ガイドyassyの実験的ぶろぐ

大菩薩嶺

大菩薩嶺・・・癒しの百名山は驚嘆の景観を有する山だった

今回は横浜へ出掛ける用事がありましたので、またまた空き時間を利用し甲州の名峰を満喫、そして癒しの山旅をして参りました。
水曜夕方、横浜での用事を終え、取り急ぎいくらかでも登山口に近い八王子へ移動。予約しておいたレンタカーをゲットし宿泊先へ駐車、翌日早朝に出発します。
昨日今日は関東方面もかなり冷え込んでますが、なかなかの登山日和。これは眺望が楽しみですね。

■記録

代休を頂戴してまず向かった先はなぜか横浜

個人的に興味深く、約束していた図書館のフォーラムに参加するのが目的

ザ都会。数年振りに訪れたが参りましたって感じ

でやっと本題だ。登山の方は翌朝八王子を出発。先月も通過した中央道経由でひた走り、約2時間で登山口の上日川峠へ到着する。さて行くぞ!!

最初は背の低い笹と広葉樹の路。この地点で既に1500mオーバー、カラマツの落ち葉の道を行く

山麓の分岐に建っている福ちゃん荘。色々と販売しているが帰りに覗くこととする

どちらへ行こうか迷ったが分岐で直登の時計回りをチョイス

これがなんとも気持ちのいい路。とても登山をしているとは思えない。山頂も見えている

この山のテープは2色でカラフル

二つのピークを越え最後の急登へ。早く稜線に取り着きたい一心で休まずに。結果汗冷え

稜線上の分岐に相当する雷岩到着。振り返ると…なんと!!

まず、この景色がズドーンである

そして南アルプス全員集合…画像ではその迫力は伝わらないが相当近くに見えている。高曇りのせいなのか逆にクッキリと浮き立つ感じだ

富士と南の位置関係はこうだ。ここで釘付けとなるが、まずは頂上を踏まねば…

ということで、稜線を進むこと10分

大菩薩嶺到着する。岩手山よりちょっぴり高い2057m。ここ自体の眺望は無い。写真は親切な方に撮っていただく。と言うよりも撮り合う

で、再び雷岩に戻り、またしても釘付け

右から甲斐駒、仙丈、鳳凰山と続く。ヨダレものだ

白峰三山もクッキリ!!

奥の方は悪沢岳、赤石岳と聖岳へ

そして富士山。異常に近い!!しかも雪も被って完璧!!

どんどん登ってくる。今の時期の平日でもかなりの入山数。そして歓喜の声・・・さすがだ

さて、何時までも居てしまいそうなので次の大菩薩峠へ。笹と背の低い針葉樹のコントラストがお見事

ちなみに緑がシラビソで黄色いのがカラマツ。カラマツは針葉樹なのに紅葉する不思議な奴

2000mポイントから。何枚も写真撮ってしまうが、光の具合で山の表情が次々と変化して全然飽きない

何だ、この稜線素晴らしい。まるで富士に向かって延びているかのような路だ

こんな所もあった。賽の河原。いろいろ楽しませてくれる

おお~。先月登った八ヶ岳も雪化粧か…手前は金峰山だな。五丈岩が目印だ

いや~天気に恵まれた。この間もずっと富士と南を見ながら進む路。来てよかった

緩々と下りいよいよ峠が見えてきた

大菩薩峠に到着。ここが小説「大菩薩峠」の舞台となった所で、作家の名が付けられた介山荘がある

逆回りで来た皆さん、ここで初めてあの景色が見えるので大歓声を上げている

で、山座同定してみるとこんな感じ

雲取山が見える場所もあった。あそこもいつか

で、南アルプスをじっくりと眺めながらのカップラーメン(お湯付300円)。贅沢だ。こんなに山頂に長く滞在するのは何時以来だろう

さてマッタリし過ぎると帰れなくなってしまうので、名残惜し過ぎるがそろそろ

お店の人いい人だったな♪

下りはこんな路をゆるりと

廃屋らしい富士見荘から。今日の見納めだな

中略。福ちゃん荘で甘酒タイム。ここでも少しマッタリ

またしてもダラダラ歩いて、

無事登山口へ。ここまでバスも通っている。そして何時もの帰路の長いこと。でも心底癒された

■タイム
08:08 上日川峠登山口出発
08:31 福ちゃん荘
09:23 雷岩(写真撮り)
09:36 大菩薩嶺頂上
09:45 下山開始
09:49 雷岩(またしても写真撮り)
10:05 2000m標識
10:24 賽の河原
10:43 大菩薩峠(昼食)
11:10 出発
11:35 富士見小屋
11:47 福ちゃん荘(甘酒)
12:05 上日川峠登山口到着
※登り 1時間28分、下り 2時間20分(頂上から)

■GPSログ
距離  9.04km、高度の上昇/下降:724m/-724m

■勝手に難易度指数
25points

■感想、反省等
・昨日岩手では平地で積雪を記録しました
・奥秩父はまだ空っ風程度ですので、
・まだまだ登れます。羨ましい限りです
・さすがでした。あっという間でしたが満喫しました
・特にあの稜線歩きは自分の中では屈指です
・かつて古の峠を往来した人々が居たんでしょうね
・想像を掻き立てられそして癒されます
・人気の理由が分かります。とてもいい山です
・世の中にはいろいろな所があるんですね
・今年あと一回位は知らない所に行きたいな


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