2月1日
抜歯した
歯が1本無くなる事実より
抜歯という行為が怖い
「麻酔するから痛くないよ」と言われても
抜歯する行為が怖い
何を言われても、怖いものは怖い!
局所麻酔は意識があるし
音が聞こえるから怖い
全身麻酔して欲しいぐらいだ
逆に痛みには、割と強い方だ
エステのレーザー照射の時
「痛みに強いですよね。私もやった事あるけど痛みに耐えられない」
といつも言われる
でもね
「怖い」に対しては
大人だからとか
我慢するとか
飲み込むとかが出来ない
怖い事は、どんなに甘い言葉を盛られても
「怖い」しかない
私が通っている歯科の先生は
昔はイケメンだっただろうオーラのある
細身のソフトな先生だ
診察台に座った時点で私は石になっている
歯科衛生士の人がそっと手を握ってくれる
昔はイケメンだっただろう先生は優しく、ゆったりした口調で
「表面麻酔からしますね。もし、痛かったら手を上げてくださいね」
その時点で、もう涙が流れている
麻酔の痛みは全く無く、麻酔の効きを良くする為にしばらく待つ
いよいよここからだ
昔イケメンだっただろう先生が
「では、抜きますね。痛かったら手を上げてくださいね」
あぁ~絶対絶命!
清く正しく、人に迷惑を掛けないように生きるから許してください
心の中でひたすら祈るのみ
可愛くぶりっ子をしているのでは無い
ぶりっ子とは無縁だ
常に、強く、逞しいオーラを出しているはず
「怖い」に対しては冷静さなど吹き飛ぶ
ゴリゴリ。。。
鈍いゴリっ!
「はい。抜けましたよ」と
昔イケメンだった先生が言った時には
ほぼ、号泣していた
「出血は少ないからすぐ血は止まると思うけど
一応30分は止血の為に綿を噛んでてね
化膿止めの抗生剤と痛み止めを処方しとくから
痛かったら我慢せずに痛み止め飲んでね
よく頑張ったね」って
号泣している私の頭をナゼナゼしてくれた
歯科で号泣するな!
他の人が聞くと どれだけ痛いのかと驚くだろう
何度も言うが痛くて泣いてるんじゃなくて
怖くて泣いていただけだ
勝手に涙が出るだけだ
怖い事に関して勇気が皆無なだけだ
結局、痛み止めは飲まずに過ごせた
きっと私はめんどくさい患者だろうな
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