二女家族と徳島の父に会いに行った
コロナ禍になって約3年近く徳島に行っていない
父にも会っていなかった
ケンカをしているのでは無い
会いたく無かったはずが無い!
大切な人だから離れた場所から見守っていたかった
離れていても元気でいてくれればそれだけでいいと思っていた
私は、臆病者だ
もし、自分がコロナになっていて、無症状で
父に移してしまったら。。。それが怖くて会いに行けなかった
父の顔を見たらすぐ帰ってくるつもりだった
ひ孫達の顔を見ると
父の我慢がプチっ!と切れて
「かずら橋を渡りに行こう」と言い出し
二女婿殿が車を走らせてくれた
二女婿どのもノリがいい
二女長男(高1)もノリがいい
二女二男(中2)は思春期真っ只中で恥ずかしがり隠れる
二女長女(小3)もノリノリ
「みんなで面白い恰好をして写真を写したい」との
ひい爺さんの要望を受け入れてくれた
コロナなんてもう終わった!
楽しい事をするぞ!
そんな勢いで他人の目なんて関係ない
今日、この瞬間を楽しむ事だけを考えて
ひい爺さんのポーズを真似するひ孫の姿を見て
満面の笑みを浮かべる
まるで、女学生が箸が転げても笑ってるかのように
「こんなに楽しかったの久し振り」
「こんなに笑ったの久し振り」
「ほんとに楽しかった」
大喜びしていた
大阪にこのまま付いて来たかったみたいだったが
翌日は2か月に1度の診察日である事を思い出して
泣く泣く断念していた
二女婿どのが、コンビニで写した画像を何枚か
写真にしてくれて、父に渡してくれた
きっと、その写真を眺めて
楽しかった、よく笑った事を
自分の中で復元して、再び楽しんでいるだろう
88歳、もう少し長生きして欲しい
88歳、もう少し楽しんで欲しい
88歳、もう少し笑っていて欲しい