お地蔵さまの寄り道

小さな幸せ探し中
   

子供達からの宿題

2023年05月27日 | あれこれ☆


子供達から宿題を出されている

「今年は、還暦祝いだから欲しい物を言って。プレゼントするから
少しぐらい高くてもいいよ」

とてもありがたい事だ
優しい親孝行な子供達に育ってくれた事に感謝しかない
その感謝の気持ちは、横に置いといて
問題なのは
「欲しい物が無い」って事
お勤め時代は、バッグ、服、靴、宝石。。。
エンドレスに欲しい物があったし、新商品の案内も来ていた
勿論、子供を育てる費用の為&自分が欲しい物の為に
働いていたが末っ子の息子が自立して一息付いた時に
物欲の魂も落としてしまったようだ
だいたい、私は、「おねだり」が出来ないタチだ
子供や孫にお金を使う事は労働意欲に繋がる
子供達に私の為にお金を使ってもらう事はとても罪悪感を持ってしまう
イヤ!今回は、罪悪感があるから欲しい物が言えないのではなく
本当に「欲しい物」が無いのだ
買い物に出掛けると見た物で「これいいやん!」と思って買う事はあるが
特に欲しい物のカテゴリーには何も無い
しいて言うなら
刺し子の図案と糸。。。1,000円もあれば買える物やし
ご近所用のスニカーがかなり傷んで来たから
気に入ったのがあれば買おうかなぁ~程度だし
電気製品も壊れるまで使うし、掃除機とエアコンは去年買い替えしたとこだし
物はどんどん処分する一方なので増やしたく無いし

この宿題、困るぅ~~~
「欲しい物が無い」って凄く、凄く寂しい事な気がして来た
本来なら、子供達の気持ちに甘えて
「欲しい物」を買ってもらって
思い出の物として大切に使うはずの「欲しい物」が無いって
人として欠落している気分だ
「還暦祝い」どころの騒ぎでは無い部分の欠落だ

絶対、子供達には言えないが
私が一番欲しい物は「タイムカプセルで20年若返りたい」
現状の知識と経験値と経済を持ったままで
体力、やる気、記憶力があれば
もっと働くし、もっと勉強もするし、もっと上手に生きるし
お友達を増やして、世界を旅して豊な老後を目指す
って、別に現状に不満は無いのだが
もう少し、努力するべき事があったとは思う

結論
還暦に「欲しい物」が無いのはとても寂しい事だ



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