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このスピーカーのイメージを思い浮かべていて、次に閃きました。
これを、バックロードホーンに使ってみればどうなる?
ここで思い出したのは、故長岡鉄男先生の言葉です。
「バックロードホーンとは、ユニット振動板の小口径・大振幅の振動を、大口径・小振幅の振動に変換する変換器である。」
ちなみに、私は長岡鉄男派ではなく、江川三郎派でした。
当然、長岡先生の著作など持ち合わせてはいませんので、これは書店での立ち読みの記憶かもしれません。
記憶違いがあれば謝罪いたします。
話を戻しますが、長岡先生の言葉に従うならば、これでバックロードホーン動作が成立するはずです。
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スピーカー振動板の小口径・大振幅の振動を、
弾性振動板の大口径・小振幅の振動に変換する。
仮にこれでバックロードホーンが成立するとしたら、超ウルトラベリーショート音道なバックロードホーンとなり、位相の問題が発生するかもしれません。
でも、これは実際に試してみないと何とも言えない。
さっそく試してみようと思いました。
というのも、私には最適な試験体があったからです。
そう、見果てぬ夢に終わった、理想スピーカーの前半丼です。
たまたま目の前にあったのは、 ティッシュの空き箱。
これを開いて、円形に切り取り、前半丼に貼り付けました。
そして、これをアンプにつないで、音楽再生。
その結果は?
《低音が出るじゃないか!!》
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(始めのスピーカー。再現したものです。)
次回 2式魁1a型誕生へ。Coming Soon!(本当か?)
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