ついに、入浴が息切れのためできなくなりました。
もっとも、今までも普通の入浴のように身体を沈めることは
できず、腹部に水圧がかかると息苦しくなるため、おなかを
浮かせるようにしてしか入れなかったのですが。
しかし、とうとう、それもできなくなり、シャワー浴になりました。
ただ息切れが強いため、シャワー浴もかなりきついのは事実です。
また、身辺整理の一環として、生きている間にできることはして
おこうと思い、医師会の退会届、保険医登録の抹消届、
医師免許の返上も済ませました。ただ、生前に返上するのは
稀らしく、理由の問い合わせがありました。
葬式に関しては、子供と孫だけの小じんまりした
あまり金をかけない家族葬にして欲しいと思ってます。
死ぬのは自宅ですが、死亡確認が済めば、葬祭会館に
移してほしいと思います。
なぜなら、自宅ですると近所に大変な迷惑をかけるからです。
葬式に坊さんはつきものですが、お経を原語で唱えるだけなら
不要です。
般若心経でもいいのですが、あの内容をわかり易く、日本語で
説いてほしいのです。
人間は必ず死ぬわけですし、仏教は永遠の真理を説いているわけ
ですから 是非それを聞かせて欲しいのです。
ただ、寺の墓地に埋葬するなら、坊さんを呼ばないわけには
いかないでしょう。そこで、遺骨を二度焼きして完全に灰にして
全てを自然に返すという方法をとってもらえると嬉しいのですが。
2021年5月4日 中村 仁一