ひねもすネイチャー絵日記

道東などの身の回りの自然と付き合っていく漫画ブログです
とりあえず、あちらこちらで書き散らした漫画を随時掲載。

ナマイキ

2020-06-20 | 植物
うちの周辺には、エゾノクサイチゴという、市販されるイチゴの仲間が自生している。
その実は、市販のイチゴよりだいぶ小さくて、ちょっとさわやかな風味で、おいしい。
採れればジャムを作ったりするのだけれど、なかなか量が採れない。
なので、グランドカバーがてら、だだっ広い(=手入れしてない)うちの庭に植えたいと思っていた。
そんな時、エゾノクサイチゴがたんまり生えているすぐ近所のおうちがそれらを除草するというので、ここぞとばかりにもらってきて、うちに植えた。

ら、花は咲くが、実が全然つかない。
あれ?と思い、翌年、肥料をやってみたら、ちゃんと実をつけた。

しょうがないので、今年もヤツラに肥料をやるわたくし。



逃げられた

2020-06-16 | 植物
スミレの仲間の種には甘い物質がついていて、スイーツ目当てのアリに運ばれて種があちこちにばらまかれる。

さて、スミレマニアなわたくし。
スミレという和名のスミレ(ただスミレなんていうこともある)が結構好きで、庭に種をまいて飢えていた。

ら、どんどんあちこちにスミレが行ってしまい、結局いてほしいところには全くいなくなってしまった。



たぶんそれ

2020-06-14 | 植物
うちの周りは湿原なので、湿った場所が好きなヤナギの木が多い。
ヤナギの種類はとても多くて、自然の好きな人でも、ヤナギの種類を同定するのを嫌う人は多い。
面倒なので、わたくしもその一人。(いや、やんなきゃいけないんだけどさ。)

ヤナギの木には、オスとメスがあって、メスの木についた実には、綿毛がつく。
この季節、その綿毛がふわふわと大量に飛んでいる。
なので、外に洗濯物も干せない。綿だらけになるから。



最近、「魔法使いの嫁」(@ヤマザキコレ)というマンガ読んでて、綿蟲という、初夏にふわふわと飛ぶ綿のような羊のような不思議な生き物が出てきたんだけど、なんか、これ、ヤナギの綿毛に似てるな~と思ったな。

おいしく食べるための我慢はする

2020-05-25 | 植物
コゴミという山菜がある。
クサソテツというシダ植物で、こんな↓出だしのころを、採って来て食べる、この辺では王道を行く山菜。



そのコゴミが、いつのまにかうちの裏ににょきにょきと出てきた。
最初はとても細くおいしそうじゃなかったので、採取はせず、見守ってた。
ら、何年か経つうちに徐々に太くなってきて、おいしそうになってきている。

普段我慢のきかないわたくしであるが、こういう我慢は喜んでする。


山菜じゃなくて野菜なんだってば

2020-05-23 | 植物
北国の果ても、春まっさかり。寒いけど。

あっちこっちで、タンポポが一面咲いている。



ちなみにわたくしが食べるのは、タンポポの花の茎。
(食べごろの葉の時期を見逃しているから。けっ)

採って帰って、切り口が茶色くなっているところは切り落とし、3cmぐらいに切って水に1時間ぐらいつけておくと、乳液が抜けて苦みがなくなる。
あとは普通に青物の野菜として、お浸しはもちろんベーコンと炒めたりみそ汁に入れたりと何にでも使用。
この時期、タンポポの茎を下処理後軽く茹でたものは、うちの冷蔵庫に常備されてる。
山菜好きの人には、
「苦みを抜くなんて、山菜としては邪道!」
と怒られたりするんだけど、身近に豊富にあるただ食材なもんで、山菜かどうかとか、特徴がどうかとかより、汎用できるかどうかの方がわたくしにとって非常に重要。
タンポポは山菜じゃなくて日常野菜なんだよっ!!
ちなみに、わたくしが収穫しているタンポポは、セイヨウタンポポと在来のタンポポの雑種だったりする。