ひねもすネイチャー絵日記

道東などの身の回りの自然と付き合っていく漫画ブログです
とりあえず、あちらこちらで書き散らした漫画を随時掲載。

志村けんさんの死を無駄にしないで!

2020-03-30 | 健康
これまで、何度もマスクをしてください、と言ってきた。
誰が感染してるかわからないんだから、人に感染させないために、と。

そしたら、結構あっちこっちで叩かれた。
マスクなんて自分の予防の役に立たないのに不勉強だな、とか、政府の言ってることと違うわけのわからんこと言うな、とか、うるさい、とか、そんなん知るか、とか、真面目ね~とかも言われた。

マスクは基本、人に感染させないためだから、自分さえよければいい、自分の予防にはならないって考え方してると、「マスクなんか役に立たない・いらない」ってなる。
まわりまわって、自分や自分の大事な人に返ってくるのにね。

だけど、こんなペーパー獣医の言うことなんて、まともに受け取ってくれる人は、少ない。

そもそも政府やマスコミ自体、症状のある人だけがマスクして、というようなことを言ってたしね。
感染してても症状が出ない人がいて、症状が出なくても、人に感染させる恐れがあるのに。
マスク不足とパニック対策の苦肉の策だと思うけど、これ、本当に愚策だったと思う。

症状のある人だけマスクして、って言ってる一方で、無症状の若者が感染広げる!やめて!なんて、言ってること自体が、明らかに矛盾してるのに。

そんな中、子供のころからテレビで見ていて、ずっと笑わせてもら志村けんさんが、新型コロナウイルス感染症で亡くなった。
非常に無念。

でも、このウイルスのせいで、つい最近まで元気だった人があっというまに亡くなってしまうってこと、多くの人が実感したんじゃないかな?

この悲劇を繰り返さないために、多くの人が出来ることを、もっかい・・というか、何度でも言う。

彼の死を無駄にしないで!
自分が感染してるもんだと思って、マスクして!
今、マスクが足りないから、自分で作って!

だから何度でも乗っけるよ、マスクの作り方を。


〇簡単なマスクの作り方

裁縫できない人用
https://blog.goo.ne.jp/ojirokunn/e/dedf56fa7bc53dbeb317061b0bb1abfc

裁縫できる人用
https://blog.goo.ne.jp/ojirokunn/e/c01414757406d80cfee9a89543503d40

志村けんさんの死を悲しいと思うなら、他の対策をきちんとして、そして、外出するときにマスクして!!



(お願い)マスクをしてください!

2020-03-21 | 健康
新型コロナウイルス感染症がパンデミックを起こしている昨今、マスクをしている人が多い。
一方、マスクは予防に効果がないとして、しない人も結構いる。

が、声を大にして言いたい。

お願いだから、皆さん、マスクをしてください。
マスクしていない人のせいで、命の危険を感じている人達がいます!


と。


現在、無症状の人や体温37.5℃以下の人は「マスクしないで」「無症状なのにマスクするのは迷惑!」、などという医者までいる状況。
病院や必要な人までマスクが届かないから、と。

が、無症状の感染者でも、他者に感染させる可能性が示唆されている。(日本救急医学会など)
また、体温37℃切るぐらいの微熱でも、調べてみたら、感染していた人たちもいる。
だから、現在の厚生労働省が提示している、37.5度以上の発熱が続いている人、という線引きに引っかからない感染者もいる。
それがクリアできないと、発熱が続いているような人でさえも検査してもらえなかったりする上、PCR検査できたとしても、精度は低い。
つまり、このウイルスを持っているのかどうかを、100%確定することは、今のところだれにもできない。
(だから、そもそも病院でも、新型コロナウイルス感染でない、という診断書は書いてはいけないことになってる・・・のに目にするのはなんで???)


ということは、新型コロナウイルスに感染したら重症化して命の危険がある基礎疾患を持つ人たちにとって、マスクをしていない他人は、生命を脅かす恐れのある非常に怖い存在だ、ということ。


マスクは、自身の予防の効果については、明らかなエビデンスはないとされる。
が、自分の飛ばすつばなどの、飛沫を防ぐことができる。
だから、マスクは、他者に感染させる可能性を低下させるアイテム。

そう言うと、
「マスクはどこにも売ってないからしないのは仕方ない!」
「病院の本当に必要な人たちのために使わないんだ!」
という人たちも出てくる。

けれど、ちょっと検索すれば、簡易マスクの作り方なんて、山のように出てくる。
このブログでも簡単なマスクの作り方は載せたしね。
https://blog.goo.ne.jp/ojirokunn/e/c01414757406d80cfee9a89543503d40
そうすれば、「売ってない」「必要な人のために使わない」という問題はクリアできる。
だのに、なんで否定するんだろう?
ただ、世の流れに反発したいだけとか?

昨日、ふとつけてた朝の情報番組「グッとラック」では、2ちゃんねるの開設者の西村氏が、「症状のない人がマスクするのは悪だ!」と平気で言ってて、びっくらこいた。
あと、マスクをしない人を見て不安になる人の方を、諫めるようなネット記事も目に入った(見たくないけど見ちゃったよ)。不安になるのは、この現状では当たり前だろうがっ!諫めるんなら、マスクしない人の方じゃないかっ!!と思う。

でもこれらを真に受ける人が出るんだろうな~。
その真に受けた人の中に感染者がいたら、マスクは効果ないからとしていなかったが陽性だった大阪府職員みたいなことになるんだろうな~。


もちろん、布マスクやキッチンペーパー性のマスクなんかは、高機能な使い捨てマスクに比べれば機能は落ちるし、布マスクだろうと高機能マスクだろうと、使い方を誤れば、効果がないどころか、かえって汚染させる可能性もある。
でも、繰り返すけど、少なくとも、正しい使い方をすれば、マスクなしよりは、他人へ飛沫感染させる可能性を減らすことはできる。

今後、自粛が緩和されて人との接触が多くなり、再度感染者が発生するリスクが高くなるだろう。
だから、特に人の大勢いるような場所に行く人、客商売してる人には、是非マスクしてほしい。
ほんと、お願いします。

繰り返すけど、

マスクをしてください!
売ってないならちょいと作り方を検索して作ってください!
他人に命の危険を感じさせないで!



そうはいっても、しない人はしないんだろうどね。
ただの怠惰か、情報弱者だろうなと思うんだけど。(身近な後者には、マスク作ってあげたりしてますが)
もしくは、他の人と違うマスクをするのが恥ずかしいとか???

実際問題として、私は普段手作りのマスクをしているが、今のところ、他に明らかな手作りマスクをしている人には会ってないんだよね。
既製品のマスクか、しないか、の2択な感じ。
高度なワザの持ち主が既製品と判別できないマスク作ってしてたかもしれんが、世間を見る限りでは、これじゃ、マスク不足で必要なところにマスクが行きわたらないってのはわかるよ。

少なくとも、マスクしない人の言い訳に反論できるようにしとこう。

だって、私の身近に、重い基礎疾患を持ってる人が、いるから。
多くの人の周囲にも、多かれ少なかれ、そういう高いリスク抱えてる人、いるよね。
基礎疾患ったって、癌とかの特別な病気だけじゃなくて、高血圧とか糖尿病とかの人だって、高リスク。
そんな人、世間にごろごろいるし。

そういう人は外に出るな、なんて暴論も出るけど、生活しなきゃいけない以上、そうもいかない。
大事な人の命に係わるリスクは、減らしたいのよ。

拒否られた

2020-03-16 | 健康
現在、白いガーゼなんぞが手に入らないので、カラフルな柄付きガーゼハンカチでマスクを作っている。

で、家族がマスクがないというので、なるべく地味目な色合いの手作りマスクを送ったら、
「白いマスクじゃないと、恥ずかしくてつけられない!」
と拒否された。



うちにある、ヤツの大切にしてる白いTシャツで作ったろーか!!!ごるあ!!!!

と思ってたら、消毒の塩素に漬けときゃ白くなることに遅まきながら気づく。
なんか非常に釈然とせんが・・・・・奴の希望通りに・・・・けッ。

簡単なマスクの作り方3つ

2020-03-14 | 健康
目下、時間があればひたすら独自のマスクを作って、人にあげたりしてます。
(縫物初心者で手縫いで下手くそなのにえらいことチャレンジャーだと自分でも)

で、問い合わせがあったので、作り方をのっけておきます。
どれも簡単です。

マスクの作り方は、末尾の3パターンとなります。
これらは、ガーゼなど綿100%の布をつかって、ティッシュなどを入れる袋があって、熱湯消毒でき、装着時にドーム型になり、ひもを使うのが、共通項です。

・ティッシュかキッチンペーパーを入れられます
どれも、中にティッシュかキッチンペーパーを入れて使うタイプです。
布だけでは、目が大きいので、なるべく目を小さくします。

・マスク使用後の手順について
マスクを外してから、中に入れたティッシュをはずすので、マスクについたウイルスなどが手につく恐れがあります。
ですので、うちでは、玄関に熱湯消毒用の鍋とゴミ袋を置いておいて、玄関でマスク紐を持って外し、マスクは鍋へ、中のティッシュははじっこをつまんでゴミ袋へすぐに入れ(割り箸なんぞを使っても)、その汚染された手では顔やその辺のものなど触らずに、すぐにアルコール消毒・手洗いをしています。
手についたウイルスを部屋の中に入れないようにします。
中に入れるものが、ティッシュではなく水に溶けないキッチンペーパーであれば、使用後、さわらずにマスク本体と一緒に熱湯消毒してから捨てられます。これだと一番手が汚染されません。
・・・が、こないだみたいに、キッチンペーパーが全く手に入らない状況もあるしな・・・・

・消毒について
基本、熱湯消毒をお勧めします。
アイロンをかけてもよいとする向きもありますが、アイロンをかけたとしても、厚く縫い合わせた部分の中の方まで高熱になるとは限らない=ウイルスが死ぬとは限らないので、なるべく熱湯や塩素を使った、液体にどっぷりつける消毒の方が良いと思います。
ここでは、なるべくウイルスなどを死滅させたいので、マスクが分厚くなるようなタックはとらず、装着時にしわを寄せるタイプにしています。
(っーかんな高度なワザには手を出さない&出せない)
ちなみに、熱湯につけて洗ってると、柄物だと色褪せがすごいですが、気にしない。

・マスクの横を縮めてフィット!
マスクをつけるときは、両端をぎゅっと縮めると、マスクがドーム型になって、顔にフィットする形になり、息も楽です。
ので、布は結構大きめにとります。

・ゴムじゃなくて紐にする理由
耳にかける部分については、ゴムは消毒用の塩素や熱湯で劣化しますので、ここで使うのは綿やアクリルのひもです。
熱湯につけると、アクリルのひもやガーゼは多少縮むので、ガーゼを使うときは大きめに、また、アクリルのひもを使うなら、一度熱湯につけた後に長さの調整をします。
やっぱりひもじゃなくてゴムを使いたい!のなら、1の縫わない簡易マスクか、2‐Ⅰのわっかだけの単純なマスク、及び、2‐Ⅱ‐②までで作ったマスクだと、ゴム部分を取り外して布部分を消毒しやすいです。


1 縫い物ができない人用 → 縫わない簡易マスク
↓何度ものっけてますが、しつこく。
https://blog.goo.ne.jp/ojirokunn/e/dedf56fa7bc53dbeb317061b0bb1abfc




2 縫い物ができる人用 → 以下の2パターン

↓これは、輪っか作って、ひもを通すだけです。


↓人にあげたり、長く使うなら、これ



ま、わたくし縫物はド下手なもんで(だのによくこんな作り方なんてのっけたな)、皆さん、もっとよい方法があれば、改良してってくださいな。

あと、昼食などの際、1回外したマスクをまたすることもありますよね。
が、基本、マスクは1回外したら、再度つけずに別の未使用のマスクにした方がいいです。
自作の再利用できる布製なら、それも可能です。
できればマスクを複数携帯して、出先で外したら、それはビニール袋などに入れて密封し、別の清潔なマスクにしたほうが衛生的です。
私はバッグの中に予備を入れています。

ってことで、皆様、マスクづくり頑張ってください~

命の危険と家族

2020-03-11 | 健康
ここしばらく、命の危険を感じてた。
新型コロナウイルス罹患の可能性が完全には否定できない状況で、微熱が続き、息苦しさもあり、これは、本当にまずいんでなかろうか、と思った。
が、私の住む町では患者の受け入れや検査体制が整っていなかったので、病院にも行けない。
その状況でたった一人で幾晩も幾晩も過ごした。

特に、新型コロナウイルス感染症では、普通にしていた人が急激に体調が悪化する場合があって、いきなり電話もできない状況になった事例があるようなので、一人暮らしでそうなったら、終わりだな、と思ってた。
だから、身辺整理した。

私自身にはたいした遺産はなくて、やっすい葬式出して後始末したら終わりぐらいのものしかないけれど、貴重な植物標本などは手元にある。
もしもの時に、自分ちにある植物標本を捨てられないように、目立つところに「〇〇へ寄贈すること」、などと書いて張っておいた。
なにかやってると、気がまぎれるから。

ここで新型コロナウイルス感染症で死んだら、家族も風評被害にさらされるのかな、特に実家はそれに耐えられるだけ強くないから、心配だな、なんてことを考えた。
けど、いくらその対抗策を考えても、答えは出なかった。

家族とは、この感染症の疑いのある状況では、直接会うことはできない
結局、離れたところに暮らす家族と、1日3回安否確認の電話をした。
急激に状態が悪化しても、すぐにわかるように。
だから、トイレに行ってたりなんだりして、なんかの拍子に電話に出られないと、ものすごく心配された。
電話のたびに、お互い、心残りがないように、今まで言ってなかったことを言っておこう、といった雰囲気が流れた。
(普段憎まれ口しか言わない家族が私をほめてきたときは、なんかキモチワルイと思ってしまったことはナイショ)

だから、新型コロナウイルス感染症ではない、もしくは感染していたとしてもすでに回復したとようやく判断された今、脱力して何もする気力がわかない。
牢獄に入れられて、いきなり解放されたら、こんなかな、と思ったり。ま、まだ、自粛は続いているけど。

そして、今日は、3月11日。
東北で、大震災があった日。
震災当時、うちの車は津波で流されて、つれあいとは1週間以上も連絡つかなくて、ただ一人で心配しているしかなかった。
徐々に薄くなってきていた切迫したその思い出が、形の違う災害である新型コロナウイルス騒ぎで、また鮮明になった気がする。

そういった負の思い出がよみがえる一方で、普段はほとんど気にとめていない、心配してくれる人の存在も、鮮明に。
で、信じられないだろうけど、そういった時って、逝ってしまった人の気配も感じたりもする。

生きてる人だけじゃなく、逝った人も、心配してくれてるんだな、と。






今、マスクなしであちこち気軽に出歩いている人たちも、やっぱり一定数いるみたい。あちこちで漏れ聞こえてくる。
多分、こういう命の危険があるということに、気が回らない、もしくは見ないようにしているんだろうな、などと思ったりする今日この頃。
(何度も書くが、マスクがないなら、簡単に作れる簡易マスクしてください。ここにも書いたし、検索すればすぐ出てくるし。それでもしないってのは、マスクは自分じゃなくて周囲の人のため・・・ってのがネックなんだろうか???)